外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

久々のアナログ勉強

2014年11月02日 | 日記
11月2日(日) 晴れ

昨日がこの天気だったら山の景色が違っていただろうと思える快晴の空でした。
朝6時前後はまだ薄暗く空にはオリオン座が目視できました。この星座が確認できると
冬の到来ですね。

さて、今日は特に予定もなく、ほぼ一日部屋におりまして1か月後に受験するHSKの
対策を考えておりました。
ヒヤリングについてはたぶんあまり点数は見込めないのですが、前回圧倒的に低かった
作文を何とかしたいのですね。
6級はある文章を読んで、その文章の要約を書くのですが、前回は書きたい漢字の
拼音:ピンイン(日本語で言うローマ字)が頭に思い浮かばず苦労したものです。

この学校での受験はネット受験でして、全てがPCで行われるため、作文も当然
キーボード入力になります。便利と言えば便利ですが、漢字なら書くことができる
日本人にとってはいささか不利になる事もあります。

そこでまだ筆記試験を実施している会場を探して同日に濰坊と省都の済南の実施を確認
したのですが、今の中国語クラスでノートにメモを取っていた際に、漢字が書けなく
なっていることを知りました。
もちろん日本の常用漢字に使用されているような字なら分かるのですが、中国語独特の
字が出てこないのですね。
この状態だと筆記試験も危ないです。

どうやって対策を立てるか考えている内に、あるアナログの方法を思いつきました。
現在使用中の教科書の文章全文をノートに転写し、その文章に拼音を書き込んでみる
という方法です。まるで初級者のような練習方法ですが、意外と役に立つようです。

私にはさほど難しくない文章ですので拼音はスラスラ書けるのですが、中国語発音の
もう一つの肝と言ってもいい四声(アクセント)が結構間違っていました。
キーボード入力ではアクセントは必要ないため普段はあまり気にしないのですね。
文章作成には不要な要素ですが、実際の会話では意味が通じなくなります。

あと、文章を手書きしていると目で追っている時は目に留まらなかった表現に気が付き
新たな勉強になります。

考えてみれば、ワープロやPC、携帯を使い始めてキーボードが当たり前になりましたが
学生時代まではノートに書き込むのが当たり前でしたし、営業をしていた頃もお客様との
商談やスケジュール管理は手帳が普通でした。手書きすることによって五感で覚えると
いったところでしょうか。

久々に手書きをして腱鞘炎になるんじゃないかと思えるくらい手が痛くなりましたが(笑)
○日坊主の丸の数字が少しでも大きくなるよう暫く頑張ってみましょうかね。
コメント
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