先だっての土曜日、両親の位牌を持って京都の妙心寺に行きました。実家を処分してしまって、位牌の居場所がなくなってしまったのでお寺に預けに参ったのです。紅葉が美しかった。私はあまり紅葉を愛でる方ではないのですが、目に入る景色にそこはかとなく感動をおぼえました。
世は観光シーズンなのですね。こういった暮らしをしていると、世間とは時間や感覚がズレることが多くて、今が一体いつなのかわからなくなる時があります。今宵は満月だとか、クリスマスが近いとかはわかるのですが。一般的な行楽とはあまり縁がありません。
公演が終わって、やっと好きな映画や芝居が観られると思ったら、教習所に通わねばならないことを思い出しました。仕事や稽古で入所して3週間ほど行けていなかった教習所です。自動二輪の中型を取ろうと思うております。
秋は、不思議と自分の落とした影を見つめることが多くなります。それは冬に向かっても同じく。晴れた日は尚更。何故かはわかりませんが、これも自分を見つめていることになるのでしょうか。
明日は日常稽古…。座長は身体メンテナンスのため2週間ほど入院してます。世界一弱っちいサイボーグですから。
珍しくも座長不在の劇団会議…かな。こじんまりとやります。 島上とおる
☆「わらわら草紙 四の章」打ち上げの様子 ※正しくは「秋の日のヴヰオロンの」