昔、台風一過を「台風一家」と勘違いしていて、どんな一家なのかと不思議に思っていました(>_<)
今日は雨だと思っていたのに、よく晴れ渡った良い天気になりました。「台風一過」を思い出しました。よい夕焼けです。
TOHOシネマのポイントが貯まっていたので、昨夕、映画を観ました。キーナナイトレイの「オフィシャルシークレット」。あの女優さん好きなので。社会派だから、映画すぐ終わちゃうので、今のうちにと思ってさっさかさ。
期待せず観ていたら、意外と(失礼)面白かったのです。内容はネタバレになるといけないので伏せますが、簡単にいうと、英国諜報機関の職員がイラク戦争を止めようと守秘義務を破り、罪に問われ国と対決してしまうというお話。実話の映画化です。
最後の彼女が判決を受けるシーン。あの顔。あの顔(表情)ができる女優さんがこの国に何人いるかしら。おそらくは数えるほどだと思います。しかし、それも監督と主演者の信頼があるから成立するのです。あれを撮れる器量のある監督とそれに応えられる俳優。うらやましい限りです。よい映画でした。共演のレイフファインズもGoodでした👍
家に帰って、全く関係ない映画なのですが、「フランキー&ジョニー」を思い出しました。これは脚本が面白くて、中年のヒロイン(ミッシェルファイファー)のキャラクターがよく立っていました。彼女はダイナーのウェストレスなのですが、男も女も、自分が開けられない瓶を彼女に開けてくれと頼みに来るのです。そして彼女は瞬殺で開けてしまい、素知らぬ風に自分の作業を続けるという、短いシーンが数回あります。そんなわずかのシーンで彼女の生きてきた人生を垣間見せる脚本(ほん)が凄い!これまでどれだけ困難にあっても地道に自分で乗り越えてきた彼女の生き方がさりげなく表現されていることに驚きました。
こういった地味な行動(事実)の積み重ねが全体の夢物語を本物に変えていくのですね。勉強になります(^_-)-☆