そもそも何が普通かもよくわからない。公演が終わって、そろそろ1週間たとうというのに、まだ「普通」になれないのです。
何か元に戻りたがっていないようにも見受けられる。元々、これまでのあり方が普通ではないのに、普通のふりを続けるのは、実はとても大変なのかもしれない。リアルに充実を見出すことが出来ない質なのだから、それは端から無理なのかしら。さて如何に?
公演直後、本を買ってしまった。「蜷川幸雄の稽古場から」(ポプラ社)。まだ神経が落ち着かないのか、感覚が彷徨っている。公演の度に覚醒させているのだから、簡単には還れなくなってきているのかもしれない。そのうち戻れなくなるのでは?と心配したりしなかったり…。
リア充は芝居の世界では生きられませんから。