空を見上げて思い出す。昨日25日はJR福知山線脱線事故から15年目だったのだ、と。そんなになるのか、と。
あの事故の1か月ほど後、当時高校生だった彼がボソッと言ったことを思い出す。「僕、あの現場にいたんですよ」一瞬ぎょっとした。彼は事故の当事者ではなく、間一髪、その後の電車に乗っていて途中下車させられ、家族と近くにいた彼は救助を手伝ったとのこと。ほどなくレスキュー隊が来て作業はバトンタッチされ、帰宅したそうな。彼は続けて言いました「でも、その夜は手の震えが止まらず、眠れませんでした」「人に話すのに一月(ひとつき)かかりました」と。PTSDが見受けられました。驚きと共に深く心に残りました。
15年前、尼崎の空の下、あの事故はありました。
忘れません。合掌。
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