ここしばらく、各界で亡くなられる方がいるなか、久米明さんが亡くなりました。ナレーターとしては、日本で5本の指に入るであろう俳優さんです。これまで彼のナレーションを聞いたことのない人は、まずいないと思います。それぐらい有名実力者。とりわけ「野生の王国」は長寿番組でしたね。久米さんも長寿でした。 寂しいです。
「柴 千春」。板垣恵介氏の描く格闘漫画「範馬刃牙」の登場人物。どちらかというと脇役。無茶苦茶強いわけでもない、背中にキングギドラの入れ墨をしている元ヤンキーです。え?それがどうしたん?と思うでしょう。知っている方ならわかると思いますが、彼の精神性(度胸と根性)は、精神論ではないという点がとても素敵なんです。強いから喧嘩(元ヤンですから試合ではない)をするわけではないのです。勝算があるから喧嘩をするわけではないのです。やらねばならないからやるのです。やればできるとも確信していない。しかし、自分に負い目がないから、真正面から挑める自分だから(喧嘩を)やるのです。理由はそれだけ。損得ではなく自分の中の闘争そのものが理由。戦闘力ではなく闘争心そのものが武器。「柴 千春」はそんな男です。そんな男になりたいものです。
これが 柴 千春 こっちはパロディ画
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