「狼は小鳥の夢を見る」の稽古も2月に入りました。台本でいえば42頁。どんなトンネルをくぐっているか少しわかってきたのだが、まだ先が見えない。自分の役は何処へ行くのか?
東洋思想(主に仏教)には生まれ変わりの概念がある。西洋にあるのは天国と地獄。リーインカネーション(輪廻転生)は知られていても、西洋は死んだら終わり。東洋は次の世というとらえ方がある。前世から現世へ。現世から来世へ。繋がり続いていくと考えられれば、それはそれで楽しい。
親子、兄弟姉妹、夫婦それぞれ生まれ変わってまた巡り合うと思うと、それはそれで面白いと思いませんか?
父と死に別れたとき、理屈抜きで来世でまた逢うのだと感じました。逢ってもわかりませんけどね。「また逢おう」現世であろうと来世であろうと、その間(あわい)であろうと逢えたら嬉しい。
タイトルの「来世は他人がいい」は小西明日翔の漫画。スリリングな青春が描かれている。
「狼は小鳥の夢を見る」台本は現在全体のおよそ三分の一ほど。なのに全く結末が予想できない。何より自分が最終的に誰なのか?…それすらまだ不確定なのです。こんな物語見たことないかも。乞うご期待!
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