自宅からバイクで2時間(ちょっと遠回りしてしまいました)。大阪府四條畷にある「えにし庵」では、毎年今時分に舞踏・パフォーマンスの催しがあります。今年は「Physical Poets Festival 2022~肉体詩人の宇宙」のタイトル。
16時から2時間ほど日暮れに合わせて各パフォーマーによるサンセットフォームが前半。後半は、19時から出演者全員による舞踏劇「舞音交響詩 かわたれ」、そして、藤條虫丸 舞踏活動50年記念企画のソロ「つちびと」という構成。我ら座長神原も前半と舞踏劇に出演。面白かったです。また、演奏も秀逸。堪能しました。そして、私自身、予想以上の収穫もありました。
一番最初に気づいたのは、「ある」ということでした。
そこに存在していることを体現するところから舞踏は始まるということ。これ芝居と同じなのです。どう「動く」のかではなく、どうそこに「ある」か、なのです。その圧倒的存在感を持った演者のパフォーマンス祭りです。面白くないはずがない。近年(芝居以外で)稀にみる面白さでした!
ただ私、只今貧乏タレなのでカンパは僅かでしたが(何とカンパ制)、心情的にはプレミア級でした。
今日は良いものを観せていただきました。幾つになっても勉強ですね。