Sancti Spiritus で2泊したので、完全に元気回復、やっと本来の行動的な活力が湧あいてきた。
親切にして頂いた民宿の御夫婦に別れを告げて、朝8:30に出発。 今日の目的地はTorinidad、ここも世界遺産の町である。1514年に建設が始まり、サトウキビ作物と奴隷売買の中心地として19世紀中頃の奴隷制度廃止まで繁栄が続く。スペイン植民地時代の町並み色濃くの残っている町。久しぶりにカリブ海が見えるのが楽しみだ。 しかも、ここで2泊するので心に余裕が出てくる。
山岳地帯から海岸に向けて南下する。途中で富士山のような山を見て、勝手にキューバ富士と名付けてしまう。(写真左より2枚目)、遠くに連山を眺めながら走り続ける。 途中で有名なマナカ.イスナガの塔をみる。高さ45.5m,7階建の見張り塔、かって農園の労働者(黒人奴隷)を見張る為の監視塔だ、、。 塔の最上階まで登って見た、、。眼下は渓谷に広がる広い農園が一望できた。
Torinidadに到着後、夕日を見る為に海岸まで自転車で走る。カリブ海に沈む美しい夕日を見ながら、やっとここまで来たぞ、、と心で叫ぶ。
明くる日はTorinidadの 市内観光。市立歴史博物館(アフリカから連れけ来た奴隷の運命と引き替えにサトウキビ産業が発展する)を中心に、町の広場(マヨール広場)、サンティシマ教会、を見学。このマヨール広場で、かって、奴隷の売買が行われていた事を思うと、胸が痛む思いだ。(マヨール広場、写真下2番目、右)
夜は久しぶりにキューバ音楽バーと、野外音楽ステージでのサルサダンスを見ながら、キューバの夜を寛ぐ。
泊まった民宿も清潔で良かった。