『花鳥風月』雑記

素朴に質素に優しくいきたいね

里山の風

2010年03月02日 | 早春の花


先月始めに風邪を引いてしまった、「一週間もしたら完治だ!」と高を括っていたが持ちが良く
なったのか3週間もかかってしまった。免疫機能の衰えか?又々歳を感じさせられた訳です。

僅かな仕事以外は外出もせず家に籠もっている事が続くと、それが安易で楽な事のようで
つい怠惰(?)な生活になり『呆け』と言う桃源郷への道程のように思えて来ました。

そこで里山の風にあたり、森林の空気を吸おうと武蔵丘陵森林公園に出かけてみました。

梅園の福寿草

落葉している木立ちの間から吹いて来る風は冷たく寒々しい風景だったが歩を早めると汗
ばんで来た、道を大きく曲がると漂って来た甘い香りに誘われるまま、、、梅園に出た。
梅は見頃だったが、地面に咲く福寿草は今年の役目の終わりが近ずいている風情だった。

福寿草に代わって梅の花にも負けじと「サンシュウ」が黄金の輝きを放って梅園の風景を
ひときわ引き締めているようで存在感があった。


(梅園のサンシュウ)

森林公園に行ったのもHPで「雪割草まつり」(2/27~3/7)期間中だった事もある。
雪割草はキンポウゲ科植物独特の、日が当たらないと開かない花なんですね~

時折うす日が射す程度の曇天模様では殆どの雪割草は元気なく萎んでお辞儀していたが
僅かに愛想の良い株を見つけ撮ったものです。

雪割草-1

花の色も模様も姿も多種多様な雪割草だがミスミソウという名もあるそうです。

何よりも、可愛いペットと対峙する如く花に話し掛けているマニアのご婦人には驚きました。

“雪国の妖精”「雪割草」は愛好家が広く深くいらっしゃる神秘的な花なんですね~

雪割草-2

起伏に富み自然の状態を多く残し手入れされている「国営武蔵丘陵森林公園」を小鳥達の
さえずりを聞きながらほぼ一周して得た心地良い疲労感は何とも言えず爽快でした。

適度なノルマとストレスは何歳になっても必要なものなのでしょうか





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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お元気でホツ! (まゆみ)
2010-03-03 10:09:31
暫く更新がありませんでしたので心配致しました。「風邪は万病の元」と親が言っていました、侮ってはいけません、お大事にしてください。姑婆のようですが前々回に落語を引用した記事に「刈った鴨の足から出た芽はカゴメになるのではなくカモメになる」のではありませんか?カゴメはケチャップになってしまいます。
このブログから私は元気をいただいています。
真由美
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