己の耳鳴りが重症化したかと思うような大合唱だった蝉の声もいつの間にか聞こえなく
なったら秋の虫たちが心地良い響きで泣き出しました。
夏も終わり秋本番
季節の移ろいを虫の声にも知らされます。
落語家立川流家元の「疝気の虫」をCDで聴きました、枕噺で、、、
「秋になると虫が『かた刺せ すそ刺せ つずれ刺せ』と、寒くなるぞ！着物を繕っておけよ！
と鳴いている」のだと、、、
昔は一家で囲炉裏を囲み秋の夜長、虫の声を聴きながら年寄りが「冬支度は大丈夫か」と
若者を諭したんでしょうね。子供の頃の信州山村の情景が蘇ってきます。
味気ないコンクリートの家を出て月明かりの中で虫の声を聴くなんて贅沢な気分になります。
喧騒の都会で鳴いている虫の姿を見つける事は昼間でも出来ませんでした。
鳴かない虫ですが美しく忙しそうに舞っているアゲハを狙ってみました。
（花は生垣や公園で手を焼いているでしょう蔓状の雑草です、名は？）
つくつく法師をここ２，３日急に聞かなくなって夜は虫の大合唱です（田舎なんですよ）
アゲハ蝶のとまってるのはビンボウカズラではないでしょうか。
名前からして、我が家に相応しいのですが、これとヘクソカズラには手を焼いてます。
木に絡まっているのを抜くとポロポロ粒？種？が落ちて根絶できません。
そうでした！ビンボウカズラでした！つかえていた物が通った感じです。雑草の名を調べる事は面倒な事です、ありがとう。以前園芸の手伝いをした折駆除に苦労しました根が深いんですよ。
ヘクソカズラ？どんな植物か気の毒な名前ですね、ヘクソカズラはどんな花を咲かせるのでしょうか？興味を持って探してみます、またいろいろ教えて下さい。