『花鳥風月』雑記

素朴に質素に優しくいきたいね

三陸徘徊

2010年07月08日 | 
 

『JR東日本乗り放題』2日間(基本は3日)の旅だった。

東京=(東北新幹線はやて①)=盛岡=(山田線、三陸トレイン宮古号)=宮古(泊)
宮古=(三陸鉄道北リアス線)=久慈=(うみねこレール八戸線)=八戸=(新幹線はやて22)=東京

山田線や三陸鉄道線は新緑の中を走る各駅停車のローカル線でひっそりとした停車場に着く度
そのホームに降りて深呼吸してみたくなる衝動に駆られました。

走る列車の窓を上げ爽やかな風をいっぱい入れて移り行く風景を眺めているその時は、これから
向かう所は?どんな酒や料理に有り付けるか?と思いを巡らす、ただ口卑しい欲深爺ですな~



翌朝、宮古から三陸鉄道で久慈に着きJR八戸線に乗り換え『鮫』という駅に着く直前、海岸から
張り出した小さな岬の先に赤鳥居が目立つ小山があり物凄い数の鳥とその乱舞が見えた。

八戸に向かっていたのだが急遽、鮫で下車してその岬に行って見ました。

 

そこは『蕪島』と言い蕪嶋神社が祀られて居る、知る人ぞ知るウミネコの繁殖地だったのです。
ウミネコは漁場を教えてくれる鳥として漁師さんたちから大切にされているそうです。
頂上の社殿の周りでは人が歩くのも儘ならない程のウミネコです、雛もみられ混雑状態でした。

昔見たヒッチコックの映画を思い出し薄気味悪くなりましたが、ここの鳥は人を恐れず襲わず
媚もせず、ただひたすら鳴き叫び悠然としていました。

かもめ・ゆりかもめ・うみねこ・・・かごめ・・漁師さんらしき方を含め地元の3人程に見分け方
をお聞きしましたが、確信あるご意見は聞けませんでした。(カゴメハ ケチャップダッペエカ? ハ!ハ!ハ!)



鮫駅から「うみねこレール八戸市内線」で八戸に着きましたが帰路の「はやて22号」には3時間ほど
ありましたので「八食センター」行きのバスに乗りました、10年ほど前の暮に訪れた事があります。

おぼろげな記憶ですが以前より明るくなったような雰囲気で多くの買い物客で混雑していました。
場内のお寿司屋さんの行列に並び「三色丼(イカ・イクラ・ウニ)」を戴きましたが、前日から戴いた物の
中でいちばん美味しいかったかな

イヤイヤ!宮古の宿で食した『ほや』も美味しかったですぞ

今回の旅は東北地方の一部でしたが貧乏性から、つい貪欲に取り組み過ぎて取り立てる程の
感動は怪しいが、何かが心に補充されたような気がする“ひとり旅”でした。徘徊かな?





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