『花鳥風月』雑記

素朴に質素に優しくいきたいね

みちのく冬旅情

2011年01月23日 | 


東京は乾燥しきった晴天晴きですが日本海側では大雪と今年は天候の差が顕著なようです。
故郷信州でも昭和30年頃までは積雪も多く、冬の生活は厳しかったのでしょうが子供だった当時は
雪の中を転げ回り、いつも家族が家に居て楽しかった事を思い出します。

今回、JR東日本の「割引切符」を利用して“冬のみちのく情緒”を求め!風景・歴史・温泉・食材・??
出かけて見ました。

早朝の「はやて」に乗り10時ごろ新青森に着き、弘前に向かうため奥羽本線のホームで列車を待ちましたが
雪と風のために遅れる列車を待つ間の、突き刺すような寒さに、まず一発目のパンチを食らいました。



目指した弘前城は、雪が横か下から吹き付ける。人も疎ら、ひとりが歩ける程度の除雪道はあったが
white out?の状態、一時風が止むと純白な静かな弘前城址公園!美しかったです。

桜と弘前城の写真はよく見ますが、雪の弘前城も落ち着いた威厳がありました。



雪の積もらない地方の公園でも松に雪つりを見かけますが、冬の風物詩のような感があります
この松の雪つりはしっかり実用され、縄も張って松を護っていました。
小型の花木等は丸太と板で頑丈に養生されていました。



弘前は津軽地方の政治、経済の中心として栄えた街。
津軽藩10万石の城下町、町名などにも武家の名残りが漂う風情ある街でした。

弘前から青森へ、青い森鉄道で浅虫温泉へ
奥羽本線、青い森鉄道、ダイヤは雪でめちゃくちゃ

雪国の冬は厳しいですね。

    ふるさとの訛なつかし
    停車場の人ごみの中に
    それを聴きにゆく     
啄木

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