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その不調は胃酸不足が原因かも…

2016年09月13日 | 長官のひとりごと
日本人は胃が弱いと言われているのをご存知でしょうか?
そういう私も胃が弱いです ちなみに院長はとても胃が丈夫です(羨ましい〜)
日本人の7割〜8割は胃酸の分泌が少ないと言われています。
胃酸分泌低下の原因は、ストレス・加齢etc...と様々です。特に最近は、胃酸分泌低下による栄養の吸収不良の方が意外に多い様に思います。胃酸が低下すると、胃酸の刺激で分泌される消化酵素も減ってしまい、pHがアルカリ性に傾き、栄養素の吸収率が減ってしまうのです。せっかく食べても、うまく吸収されなければ元も子もありません。
実は、日本の胃薬には、この胃酸を止めてしまうものがたくさん売られてしまっていて、そのような胃薬を多用している方に胃酸が少ない方が多いのも事実です。
そんなとても大切な胃酸ですが、意識していらっしゃる方はほとんどいらっしゃいません。

『げっぷが出る』『お腹にガスが溜まる』『胸焼けがする』『お腹が張る』『便秘』『下痢』『食べてすぐに満腹になって消化されていない感じがする』『少ししか食べられない』『爪が割れやすい』『髪の毛が抜けやすい』などの症状がある方は、それが胃酸不足のサインかもしれません。

そこで、自宅で出来る簡単な『胃酸チェック』の方法があります。この方法は、アメリカでは家庭でやる一般的な方法です。

準備するもの:レモン・水

1)生のレモンをコップに絞り、それを3倍〜5倍に薄め、レモン水を作る。
2)夕食時にレモン水を、一口食べたら一口飲む…を繰り返して、レモン水がなくなるまで続ける。

食後2.3時間後に…
・不快感を感じた場合→胃酸の分泌は十分にあるので心配いりません。
・胃がいつもよりスッキリした感じがしたり、空腹感を感じた場合→胃酸の分泌が足りない可能性あり。

もし、胃酸が足りなかった場合は、夕食時にレモン水を定期的に飲んで胃酸を補ってみるのも一つの方法です。

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