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季節の飾り(こけし)

2009年08月26日 | 季節の飾り
季節の飾りが変わりました。今回は、こけしです。仕掛人S様、ありがとうございます。クライアントさんも、「こんなたくさんのこけし初めて見た!」「それぞれに特徴があって、楽しいですね〜」などの感想を頂いています。それぞれのこけしについての丁寧な説明も貼って頂き、さながら「こけし博物館」です。いや、完全に「こけし博物館」です ぜひゆっくりご覧ください



◆鳴子こけし
胴は太目で肩が角張り中央で少し細身になった安定した形。
胴模様は横菊・菱菊など菊模様が多い。
頭は胴にはめ込み式になっていて、廻すとキュッキュッと鳴る。
前髪を束ねた髪型は御所人形風で、目は下瞼を描いていないものが
多く、鼻はU字型。

・左端の3本は遊佐福寿(故人)のこけし。
中央のこけしは祖父の勘治型を受け継いで、横鬢の描き方と
下瞼を描いた目に特徴があり、おすましした福寿のこけしは
鳴子こけしの中でも人気が高い。

◆弥治郎系
胴は直胴もあるが中央でくびれているものが多く、頭は差込み式。
胴模様はロクロ模様・混合模様・梅模様など。
頭は蛇の目模様。梅こけしは大人気だった頃もあります。


◆遠刈田(トウガッタ)こけし
 なで肩の胴に差込み式の大きめの頭。 胴模様は重菊など菊模様が多い。
 頭部いっぱいに描かれた赤い飾り模様は10系統の中で一番派手。
 特に頭が大きいものは華やかです。


鳴子・野菜こま



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1 コメント

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宮城県のこけし (仕掛け人S)
2009-10-06 00:02:04
 初めてのこけし展示です。
毎年9月第一土・日に鳴子温泉で開催される「こけし祭り」に合わせて、宮城県のこけしの中から、鳴子・遠刈田・弥治郎の3系統に絞って並べさせて頂きました。
 ウインドウの写真の左から2番目は、今年5月の全国こけしコンクールで内閣総理大臣賞を受賞した
小笠原義雄工人のぼた菊1尺です。
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