梅雨空の大和・古民具骨董市へ連れ立つ。横濱ラジオ亭の知己が総勢6名揃う。炎天下の露天市はどうしても忌避したくなってしまうが、今回は皆さんのノリがいい。幸いにも前日が梅雨も末期になってきたことを教えるようなスコールに襲われたが、16日の土曜日は曇天でおまけに涼しい日和になった。駅前の西側のエリアをスタートして途中の昼食を挟み1時までの3時間探索となる。写真は廉価で且つ良品でもある皆さんによる戦利品だ。山元町の店に戻ってからの品評会風雑談が盛り上がったことは云うまでもない。
写真1 佐々木さんがゲットされた首のない黒釉壷、かなり大型で胴体の丸みにモダンなユーモアがただよってくる。枝物がーさぞかし映えることでしょう。手前はNさんが見つけた飴色の鶴首型の瓶子。掛け流しのアクセントが思い切りのよい正統なフォルム、捨値の価格に誰しも吃驚仰天していた。
写真2 信楽焼の現代作家もの。向付けと湯呑み茶碗。 Nさんと佐々木さんの普段使い品に採用。たっぷりの自然釉が魅力、湯呑みなどは高台は平たく茶陶の香りがする作品だ。
写真3 梅雨明けから販売予定のカキ氷に使ってみたいおおぶりで肉厚なガラスのカップである。ちょっと前に中部地方で見つけたノリタケの深緑大型グラスにプラスするカップだ。氷小豆、コンデスミルクなどがやはり映える色調が魅力。