真夏の期間を平日休業 にしてアルバイトで汗を流したり、夏の散歩を楽しむ暮らしをしていたらいつの間に秋の気配が漂って来た。自営業時代に大変世話になったSさんのご夫婦と初台のオペラシティがある高層ビル内で半年ぶりの雑談をしようということになり出かける。夕方までの時間が余っているので先日の阿佐ヶ谷北口界隈で気になっていたカフェへ寄って みる。
初台と阿佐ヶ谷は甲州街道、環七通り、青梅街道等で繋がっているバス路線が走っていてこれを利用すると便利だ。先週は吉祥寺メグの寺島靖国さんと吉祥寺駅付近のカフェ、蕎麦店などで珍しく近況情報の交換をする。この人とも40年に亘る細い付き合いが継続している。79才になるスーパー老人は如何に意気がらない脱力的人生への対処法をとるか、専門のジャズ鑑賞の事例に喩えながら非老人的感性に磨きをかけた発言をしばしば語っているところが面白い。いつものように形式は内容を決定するという見地から、着衣の麻製のオレンジカラーの半袖シャツを揶揄を交えて褒める。すると答えがすかさず返ってくる。「あんたの黄色アロハシャツには敵わないよ」と。昔は欧州製の高級腕時計が目立っていたが今は孫娘にでもプレゼントされたようなプラスチックな青とピンクの配色も鮮やかな安物感が、上手い外しになっていてこれも老いてきたことによる実力の証しだと思う。
話は 戻ってこの前に入りそびれた阿佐ヶ谷北口の商店街にある喫茶「雨水」に感心する。古びた雑居ビルの2階に集うお客さんのアナログ的質感がいい。導入路も決して恵まれているわけじゃない、看板も稚拙感漂う日曜工作風なのに客足は絶えない。ラジオ亭に点在するお客さんと同じ質感の方もいるがこちらはちゃんとした層を作っていて揺るぎない。ラジオ亭はその感覚にピンとくるお客さんが圧倒的に偶発的域を出ていない。まだ点でしかない。居心地の良い店を眺めながら、ジャズの再生音、装飾展示物、格段というギャップはないのに全体的マーケティングが遥かに劣っていることを思う。9月になったら進める店舗内装のことを考えながら「雨水」の良き窓辺を眺める晩夏のコーヒータイムになった。
営業ご案内 9月3日(日) 休業日 9月1日(土) 9月9日(土)9月10日(日) 12時〜19時 営業 平日午後 不定期営業あり
初台と阿佐ヶ谷は甲州街道、環七通り、青梅街道等で繋がっているバス路線が走っていてこれを利用すると便利だ。先週は吉祥寺メグの寺島靖国さんと吉祥寺駅付近のカフェ、蕎麦店などで珍しく近況情報の交換をする。この人とも40年に亘る細い付き合いが継続している。79才になるスーパー老人は如何に意気がらない脱力的人生への対処法をとるか、専門のジャズ鑑賞の事例に喩えながら非老人的感性に磨きをかけた発言をしばしば語っているところが面白い。いつものように形式は内容を決定するという見地から、着衣の麻製のオレンジカラーの半袖シャツを揶揄を交えて褒める。すると答えがすかさず返ってくる。「あんたの黄色アロハシャツには敵わないよ」と。昔は欧州製の高級腕時計が目立っていたが今は孫娘にでもプレゼントされたようなプラスチックな青とピンクの配色も鮮やかな安物感が、上手い外しになっていてこれも老いてきたことによる実力の証しだと思う。
話は 戻ってこの前に入りそびれた阿佐ヶ谷北口の商店街にある喫茶「雨水」に感心する。古びた雑居ビルの2階に集うお客さんのアナログ的質感がいい。導入路も決して恵まれているわけじゃない、看板も稚拙感漂う日曜工作風なのに客足は絶えない。ラジオ亭に点在するお客さんと同じ質感の方もいるがこちらはちゃんとした層を作っていて揺るぎない。ラジオ亭はその感覚にピンとくるお客さんが圧倒的に偶発的域を出ていない。まだ点でしかない。居心地の良い店を眺めながら、ジャズの再生音、装飾展示物、格段というギャップはないのに全体的マーケティングが遥かに劣っていることを思う。9月になったら進める店舗内装のことを考えながら「雨水」の良き窓辺を眺める晩夏のコーヒータイムになった。
営業ご案内 9月3日(日) 休業日 9月1日(土) 9月9日(土)9月10日(日) 12時〜19時 営業 平日午後 不定期営業あり