楠ヶ丘25P仲間の広場

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中央アルプス 駒ヶ岳

2009年05月13日 | 旅行
今枝です。
5月9日、スウェーデンからホームステイに来てくれたダニエル君と駒ヶ岳へ行ってきました。
ストックホルムには山がないからって。
私達夫婦は36年ぶりで、月日の流れを強く感じました。



良いお天気で、ロープウェイで千畳敷駅に着くと、残雪がまぶしくて、元気な人達が春スキーを楽しんでいました。
2,612mでしたがそれほど寒くもありませんでした。



ダニエルは写真に夢中。
彼のインターネット上のfacebookには1000枚位のプロのような写真が掲載されています。
我が家に着いたとたんに、座敷や仏壇の写真まで撮っていました。
昨年はアメリカに留学して、アニメの勉強をしてきたようですが、自他共に認めるオタクとか。
今も東京へ語学留学に来ている友達宅にいて、秋葉原やジブリ美術館がお気に入りのようです。
かっこよくて、ファッショナブルでモデルのようでした。
御両親もグラフィックデザイナーとかで、芸術家一家なのですね。



遠くに南アルプスが見えました。
服部さんの行かれた伊那谷の高遠の桜、来年は見に行きたいな~

山を降りてから遅い昼食をとりました。
どのお店にも「ソースカツ丼」の看板がかかっていて、私達はソースカツ丼とお蕎麦のセット、ダニエルはカツカレーを食べました。

帰りはいつものように温泉へ、最近はまってるラドン温泉へ行きました。
ダニエルの感想は「神秘的」でした。

6歳の頃から日本のアニメに親しんできたダニエル、来年もまた日本へ来たいそうです。
See you again!







薄墨桜

2009年04月06日 | 旅行
今枝です。
服部さん、綺麗な桜の写真をたくさんありがとう。
ヤニスさんにも送られるなんて、喜ばれるでしょうね。
佐布里の梅やひらめ亭の写真を、娘がスウェーデンの友達に送ったら大喜びしていたようです。

4月2日に我が家3人、念願の根尾の薄墨桜を見に行ってきました。
3人共初めてです。
車で1時間半の距離なのですが、これはまともに走っての話で、大渋滞で有名です。
咲き始めたという情報を聞いてすぐに次の日、平日に行きましたが、渋滞もなく、もう5分か6分咲きといったところで、タイミングがよかったです。

ランチは行く途中、岩魚定食、山菜定食、うなぎの長焼き定食をおいしくいただきました。
樹齢1500年という桜を堪能して、桜そばをおみやげに買い、近くのうすずみ温泉へ入って帰りました。
昨日は私の誕生日で、娘が桜そばを作ってお祝いしてくれました。
おいしいケーキも買ってきてくれて。

近いし、年1回行けるといいなあと思っています。
今年は何度も桜を見る機会に恵まれて、幸せでした。
桜トンネルを車で走ったり、お天気も良い日、雨の日と色んな桜を満喫できました。



梅のお花見

2009年02月17日 | 旅行
服部です。ぽかぽかと暖かい日が続き、梅もどんどん咲いてきています。
11日と15日 2回も梅のお花見にでかけてしまいました。知多半島の真ん中あたりにある佐布里(そうり)というところです。1回目は夫婦二人だけで、2回目は名古屋に転勤してきた友人夫妻といっしょに。



白梅が斜面いっぱいに咲いています。心を洗われるような素敵な景色!桜より梅が好きかもしれない、、と思ったり。






ランチは「ひらめ亭」ですよ、恭子さん。プリプリのヒラメのお刺身、おいしゅうございました。


小諸の休日 - ブルーベリーを摘んで

2008年08月21日 | 旅行
服部@ブルーベリーが大好き です。

お盆のお休みはまた涼しい信州へ。
この暑いのに横浜から京都へ遊びに行った(源氏物語が書かれてから2000年ということで、ゆかりの地を回ったというのですが、、)という友人夫婦が途中から合流していっしょにのんびり過ごしてきました。もとワンゲル部で山歩きが好きなはずのこの友人ですが京都行きでお疲れだったのか「今回はハードな山歩きはパス、散策程度で」という弱気な発言。

それでは小諸のブルーベリー園で優雅に過ごしては?ブルーベリー摘み放題、食べ放題で500円という噂です。
さあ、行きましょう、行きましょう!

農園についてみると、見渡す限りブルーベリーの木!種類は三種類あって、薄いピンクから濃いむらさき色の実がびっしりついていて絵を描きたくなるような美しさです。




見たこともないような大粒の実!おいしい!!すっかり童心にかえって 摘んでは食べる、摘んでは食べる!お互いの舌を見せ合ってみると すっかり紫色になっていました。



ブルーベリーを摘む優雅な午後のはずでしたが けっこう暑いんですよね、小諸は。ブルーベリーの木は背が低いので(摘みやすくするために低く栽培しているのかも)木陰はないんです。長袖で日光を遮りパラソルをさしてはいますが やっぱり暑くて。おいしいブルーベリーも際限もなく食べられるというものでもなく、夫は「もう当分食べたくない」などと贅沢なことを言いだすし、ほどほどで切り上げることにしました。

たまのお遊びだから楽しいけど これが仕事で一日8時間この実を摘み続けるとしたらかなりの重労働ということですよね。生のブルーベリーって長野県で買っても結構高いのです。時々私が買う外国産の干したブルーベリーや冷凍のブルーベリーがそれほど高くないのは機械で収穫するためか、あるいは移民労働者が極端な低賃金で働かされているためなのかと考えてしまいました。


ブルーベリーは目によいと言われていますが いっしょに行った友人がこんな話をしてくれました。商社マンの彼は 外国旅行をしたことのないお客さんを連れて今年スウェーデンに商談に行きました。慣れない外国で緊張し、慣れない食べ物がよくなかったのか、そのお客さんはすっかり体調を崩し、何を食べても吐いてしまうようになり衰弱してしまいました。心配して救急病院に連れて行くと いくつかの検査の後、医者が「特に心配な病気ではないから薬は要りません。そのかわりこれをスーパーで買って飲ませなさい」とメモをくれました。スーパーでそのメモを見せると渡されたものはなんだったと思いますか?ブルーベリージュースでした!
半信半疑で飲ませたところ 1リットルのジュースを飲んだ病人は翌日ピンピンに元気になって彼を驚かせたそうです。ミネラルとヴィタミンCの多量摂取が利いたということでしょうか?

生のブルーベリーを多量摂取した私たちもきわめて体調よく 気分よく帰ってきました。


高原の朝に

2008年08月05日 | 旅行
服部@38℃の名古屋 です。サミットは洞爺湖でなく名古屋か岐阜県の多治見で開催するべきでしたね。世界各国の首脳も地球温暖化を身をもって体験できたのに。先週末、緑陰を求めて蓼科方面に行ってきました。涼しくなるような写真を投稿します。

北八ヶ岳の茶臼山の展望台からの眺めです。麦草峠から登っていきました。高さは2400メートルくらいとのことですからあまり期待はしないで行ったのですが遠くに南アルプス、赤岳や御嶽、近くに北横岳、蓼科山などを見晴らすここからの眺めはなかなか素敵です。



ここからさらに縞枯山を目指しました。縞枯れ現象をご存知ですか?針葉樹林の一部が帯状に枯れ、斜面上に何列もの白い縞ができる現象で原因はまだはっきり解明されてないとか。枯れたところは白骨累々という感じですが面白い風景です。今回は夫の友人夫婦といっしょでしたが、物静かで学者然とした友人Kさんは山登りが好きな方で大きなリュックを背負っていました。中身は2リットルのペットボトルが2本!「この方が体が安定するから、、」というのですが???私の歩みがおぼつかないので彼が木の枝を拾って杖を作ってくれました。私の後ろを歩くK夫人は油絵を描くアーティストで「特に運動もしてない」というので安心していたら、なんと蔵王の近くの出身で子供のころはお父さんに連れられて蔵王を歩いていた人でした!「体が山歩きを覚えていますね。」だそうで健脚!私は荷物は全部夫に持たせて手ぶらで歩いているのですがそれでも亀のようなペースなのでご迷惑をかけてしまいました。縞枯れ山からの下りは大きな岩がごろごろした怖い道でしたがなんとか無事下山。この日は明治温泉で沸かしたお湯と25℃の源泉とに浸かって筋肉をほぐしました。



翌日は霧ケ峰高原へ。さわやかな風が吹きわたり 長袖を着ていてもうすら寒いくらいでした。日光きすげが満開の時は(2週間前)大変な人出で朝6時から駐車場に列ができたそうですが、日光きすげがほぼ終わった今は静かです。写真はマツムシソウです。私はこの花が一番好き。アザミ、吾亦紅、やなぎらん、シモツケソウ、ヨツバヒヨドリ、オダマキなど可憐な花が咲き乱れ、トンボが飛び、鶯の声が響き、、(鶯は春しか鳴かないものかと思っていましたが)朝の散策はほんとうにさわやかで楽しいひと時。



さらに足をのばして八島湿原を歩いてきました。行ったのは10時近くでしたが7月に比べてぐんと人が少なくて快適。ヤナギランやシモツケソウの美しいこと。



東京から来た友人夫婦は「人がいないってことが贅沢だよねえ」ですって。ここの植物には名札が付けてあるものが多く、また入口には花の写真と説明があります。ここによく来るようになって私たちも(特に夫は)植物の名前に詳しくなりました。「こちらはチダケサシ。チダケ(乳茸)というきのこがあってね、それをこの茎に刺して持ち運んだからそういう名前がついたんだよ」なんていっぱしの通のような顔をして解説し友人を驚かせていますが、、にわか勉強です。でも植物の名前でも鳥の種類でも知っていた方が楽しいですよね。

坂本君、今年は登山のご予定は?

高遠の桜ー花びらを手に受けて

2008年04月25日 | 旅行
服部です。
桜の季節はもう終わってゴールデンウィークのことに話題が移っていますが 19日に高遠まで今年最後のお花見に行ってきました。2年ぶりの高遠です。今回は82歳の義母を連れて夫と三人で。
名古屋から信州に向かう途中、最初は新緑が美しく、北上するにしたがって季節を巻き戻したように満開の桜があちこちに見えてきました。高遠着朝9時でしたがもう駐車場はほぼ満員。後から後から観光バスがやってきます。



ここのコヒガン桜は17日にほぼ満開になったそうです。私たちが行った19日は城址公園の桜は満開をやや過ぎたあたり、風が吹くとハラハラと花弁が散ってきます。見渡す限りの桜の中、花びらを手に受けて散策するのはなんとも言えないいい気分。実は去年 夫の両親を誘って高遠のお花見に来る予定でした。義母の都合が悪くて実現しなかったのですが義父はもうかなり調子が悪くなっていたので いっしょに旅行するなら最後のチャンスかもしれないのにととても残念でした。うっとりと桜を眺めながら「年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず 」という言葉が今年ほど思われたことはありません。山が好きだった義父は 桜もさることながら桜の背景の山の景色を喜んで見ただろうと思います。



ソメイヨシノより色が濃くて ぽってりした感じがします。人がもうちょっと少なければもっといいけど。



有名なスポット 「桜雲橋」の風景。



太鼓櫓と桜。絵葉書風の夫のショット。


昼間はとても暖かかったのですが 夕方からぐんぐん冷えてきました。

翌日 昨夏何度も行った霧ケ峰の車山肩まで行ってみました。寒いのでダウンジャケットにフードをかぶって。寒いはずです、この雪!ちょっとだけ歩いて八島湿原を望む景色を義母に見せたかったのですが道にも雪が積もっていてそれどころじゃありません。風も強いし寒い、寒い。早々に車にもどりました。


元気とはいえ 82歳の義母がちょっと疲れているようだったので午後早めに名古屋に帰りましたが 帰り道中津川あたりからどんどん暖かくなってきて 名古屋に着いたら26度、今度は車の冷房を入れる始末でした。


札幌雪祭り

2008年02月11日 | 旅行
世戸です。
久しぶりに登場します。

昨年の夏、北海道へ旅行した時に、札幌雪祭りの歴史やどうやって雪像が
作られるかを知る機会があり興味があったのですが、「百聞は一見に如かず」
この週末を利用して雪祭りで盛り上がる札幌へ行ってきました。

土曜の夜は零下7度、どうなることかと思いましたが、昨日はお天気にも恵まれ、
夜のライトアップ時間までがんばってきたので、現地の様子を写真で紹介します。

尚、先月は長女の結婚式があり、その時の写真もアルバム内にアップロード
しているので見てください。
























ネパールの写真

2008年01月29日 | 旅行
服部です。
今日はオンラインアルバムのご紹介です。

P26の進藤(増田)ちとせさんが去年の10月にネパールにいらした時の写真を見せていただいたのですが それがとても素敵なので皆さんにも見ていただきたくなり彼女の許可を得てオンラインアルバムを作りました。ぜひご覧ください。

彼女は昔からとても写真が好きでした。最近の写真はプロはだし。ずっと写真教室に通って勉強したのだそうです。またスポーツ一家で育って今でもジムで鍛えており、山歩きも好きなパワフルな人。今回彼女の選んだネパールでトレッキングするコースはとても人気があるのだそうです。それも中高年の人が多いとか。彼女は写真を撮りたいのであまりハードなコースは避けて初心者向きのプランを選んだとのことでしたが 話を聞くとけっこうそれでも大変みたいでしたよ。私なんかとてもお供できません。槍ヶ岳に登った坂本君なら大丈夫でしょうね。

カトマンドゥは大都会で日本人もいっぱいいるらしいですが 舗装してあるのは幹線道路だけだったそうで ひどい砂埃、彼女は喉をやられてしまい、咳がとまらなかったそうです。夜もろくに眠れなかったとか。それでも毎日山登りしたのですからすごいファイト。

ポカラなど村の生活を撮った写真もとてもすばらしいと思いました。ネパールの棚田の風景も子供たちの笑顔も。そして山の写真にはただただ感動です!
それでは 皆様写真館へどうぞ。


http://www.photohighway.co.jp/tp/25_f.asp?key=2071689&un=56030&m=0&pa=&Type=25

パスワード tarchoを入れると開くことができます。



秋の信州

2007年10月08日 | 旅行
織田です。
ベルギーにも来て下さったことがご縁で服部さんご夫妻が信州の旅にお招き下さり、10月6日、7日と夫共々すっかりお世話になりました。蓼科山のふもとのダーチャに泊めて頂き、ご主人様に車であちらこちら連れて行ってもらって、温泉やミニ山歩き、諏訪大社へのお参り等々、盛り沢山なメニューに夫共々感謝・感激でした。



これはヴィーナスと言われる蓼科山、実りの秋の彩を添えて、本当に美しい風景でした。



これは蓼科山のふもとにある「ペーター」という手作りハム、ソーセージ、チーズ等のお店。オーナーがドイツで修行されたとかで、お店の前もこんな可愛らしい趣向がこらしてありました。試食もさせてくれましたが、薄いお味のハムから濃いベーコンまで4種類、どれも美味しかったです。この日は服部さん手作りの貝柱のマリネや鯖の燻製の前菜などの他、バーベキューをご馳走になったのですが、このお店のソーセージも珍しい黄色のズッキーニ等と共に、美味しく頂きました。



次の日は6時に起床。お天気も良かったので車山高原にリフトで登頂(とは言わない?)し、美ヶ原高原を歩いて美しの塔の鐘を鳴らし、360度のパノラマを満喫し、霧が峰の八島湿原をめぐり、毒沢温泉で湯につかり、その後、諏訪湖畔の諏訪大社(秋宮、春宮)にお参りし・・・と本当に運転のお上手なご主人様が大サービスであちらこちら連れて行ってくださいました。上の写真は八島湿原。秋色に染まった湿原が本当に綺麗でした。

早起きをすれば一日を有効に過ごせる・・というご主人様のお言葉どおり、本当に密度の濃い2日間の旅となりました。「蝉の北限は南フランスで、フランスのニイニイゼミはニース・ニースと鳴き、ヒグラシはカンヌ・カンヌと鳴くそうですよ」なんていう夫のいつもの駄洒落にも、笑ってお付き合い下さる服部さんご夫妻のお心の広さ、温かさに心から感謝しています。本当にお世話になり、有難うございました

霧の信州

2007年09月19日 | 旅行
服部です。

島津さん、織田さんと猫を飼っていらっしゃる方があるのでテンプレートを猫のにしてみました。かわいいでしょう? 世戸君のところにも猫がいたのでしたね?

先週末は信州に行ってきました。8月にラトビア人のヤニスと行ってからちょうど一ヶ月です。今回は夫の旧友夫妻といっしょに。
15日のお昼に新宿からやって来た彼らを茅野駅で出迎えて いざ出発。途中お蕎麦を食べながらプランの相談をしたりしたので霧ケ峰の車山肩について歩き出したのがもう2時過ぎ。霧ケ峰はその名の通り霧の中でした。花のシーズンはもうほとんど終わりで ところどころにマツムシソウやトリカブトが咲いているだけです。




日帰り温泉で汗を流してから 名古屋から持参した材料でシーフード中心のバーベキュー。野菜は蓼科で買った新鮮なもの。暑くも寒くもなくて快適な気温でした。

16日(日)も曇りで 山に登ってもたいした景色は見えないだろうということで麦草峠で森林浴することにしました。蓼科から北八ヶ岳をメルヘン街道というクネクネとカーヴした道を通って行きます。途中の見晴らし台からの眺め。ススキが美しい。


麦草峠は標高2127メートル、さすがに肌寒くジャケットを着て目指すは白駒池。ずっと続くのは地面を苔に被われたコメツガの森。根が深く張れない土地らしく根は地表にあってタコの足のように伸びて独特の風景です。池まで往復3時間ほど歩いてから さらに車で清里まで足を伸ばして遊んできました。




帰り道ではお客様の希望で奥蓼科の御射鹿池(みしゃかいけ)を見に行きました。森を写す静かな湖面、ちょうど霧が立ち込めてきて 林の奥からふわりと妖精が出てきそうな幻想的な眺め。東山魁夷がここを描いた有名な絵があるそうです。誰もいない静かな池でしばらく過ごしてさらにこの先まで行き30分ほどして戻ってきたら池はもうすっかり霧に被われてなにも見えなくなっていました。


いっしょに旅した友人は商社マンで長くロンドンに住んでいた人です。もう定年を迎えていますが 今までの仕事の延長で区切りがつくまであと2-3年は働くとのことです。最近は仕事でよくインドに出かけるそうで 日本人の想像を越える貧富の差のことや車でいっぱいの道をのんびり歩いている牛たちのことなどインドの話をいろいろ聞きました。「インドじゃ牛が一番しあわせそうに見えるなあ」ですって。

17日(月) これもお客様のご希望で朝から諏訪大社めぐり。諏訪大社は大きな柱を山から神社に引いて行って立てる「御柱」祭りで有名です。諏訪湖の周りに春宮、秋宮、本宮、前宮と四ヶ所に神社があります。諏訪は昔から開けたところで縄文時代の遺跡もあり 様々な面白い神話も残っているところ。写真は諏訪大社下社ですが注連縄の立派なこと!風格のある神社です。左はしに写っている人間と比べるとその大きさがわかるでしょう。
諏訪は盆地なので夏は暑いところです。この日もあまり涼しくありませんでした。でも東京よりはましなようで、朝の天気予報で東京は34度と聞いていた友人たちは帰りたくなさそうでしたがしかたなく帰っていきました。31度の名古屋にも帰りたくなかったのですが 私達もため息をつきながら帰途につきました。

新緑の京都ー大文字山に登る

2007年06月01日 | 旅行
服部です。
さて哲学の道のそばに泊まって京都の二日目。今日会う夫の友人は昨日の人とは違って早期退職した後 ふるさとの京都にもどって きのこ観察会や「まつたけを増やすプロジェクト」に参加して山を歩き回っている元気な人です。「銀閣寺のそばに泊まるなら朝食前に大文字山に登ろう。登るったって30分くらいだよ」という彼の提案で7時半銀閣寺のそばの道から大文字山に登り始めました。スマートな男性二人はスイスイ登って行きますが(夫は腰が痛いとか言ってたくせにぃ。。)私はゼイゼイハアハア、日頃の運動不足がこたえます。こんな時間でももう降りてくる人たちがたくさんいました。犬を連れたお散歩風の人や学生さんのグループなど。とうとう大文字の大の字の横棒の場所に到達!



大文字の送り火が燃えているところを一度も見たことがないのですが 薪は一直線にびっしり並べるのではなくて ところどころに置くだけなんですね。ここに大きな薪の山を置いて火をつければ下からは線のようにつながって見えるのでしょう。
(二本平行に並んで置いてあるのが台なのだそうです。)

ここから京都の町が一望のもとに見渡せるはずでしたが ちょっとかすんでいます。黄砂のせいだそうですが、、手前の森が吉田山、その後ろに立っている二つの茶色の建物が京大、奥の森は御所とのことです。あのへんてこな京都タワーが建ってからもう40年くらいだそうですが やっぱり今でも変。目だちます。




大の字の先端まで登ってから 降りてきました。法然院へ。ここには谷崎潤一郎のお墓があります。私は彼の大ファンなのでお参りに。(実は2度目)
さらに南禅寺まで歩いて行ってきました。ほんとうに久しぶりです。以前に来たのは子供の頃だったような気がします。ここも苔と木々の新緑がほんとうに美しく幸せな気分になりました。

さて、この時計台はどこかわかりますか?このすばらしい楠の下では学生たちが寝転んだりお弁当を食べたりしていました。京大の時計台です。



いっしょに山に登った友人はもと京大生、彼に誘われてこの時計台の建物に新しくできたフレンチレストラン「ラ・トゥール」(塔という意味です)にランチを食べに行きました。母校に来てうれしそうな彼。こんな歴史的な建物がある母校はうらやましいですね。私達の母校の建物はもうないし。時計台の下は「ここは昔は事務所やった。」のだそうですがきれいに改装されて居心地のよい空間です。昭和初期の建物で天井が高く、広々とした、風格のある建物をいかした素敵なレストランでした。偶然ですが 島津政子さんもつい最近ここで食事されたとのこと。新名所で人気があるのか、私達が行った時も入り口には列ができていました。予約しておいてよかった!
照明もレトロな感じ。サービスもよく 料理もおいしくてリーズナブルでしたが ピアノの生演奏は心配になるほど下手なピアニストで減点。政子さんが行った時はどうでしたか?



友人と別れて私達は恒例の錦小路での買物に。いつ来てもここは観光客で満員です。観光客ねらいで高いという話もあるんですが 山に登った友人は「あこは高こてもええもんがある」と言ってくれました。だいたい買うところは決まっているので 人をかきわけかきわけ 生麩、生湯葉、鯖寿司、漬物など手早く買って車へダッシュ。3時半には帰途につきました。写真は「伊予又」という店の鯖寿司です。私は有名な「いずう」のよりこの店のが好きで実家の母や義母のおみやげもこれです。




新緑の京都ー蛍を見た夜

2007年06月01日 | 旅行
服部です。先週末は京都に行ってきました。
相国寺の承天閣美術館で伊藤若冲の特別展があったのです。とにかくこれが見たくて京都に行こうということになりました。京都に行く時はいつもは朝早く出て日帰りするのですが今回は夫の友人に会う予定もあり珍しく一泊してきました。

今日の新聞によるとこの展覧会の入場者が10万人を越したとのことです。26日(土)は9時30分ごろには私と友人は美術館に入り口に並んだのですが あまりに人が多いので10時開館のはずが9時40分に開場され どんどん人が入ってしまいました。駐車しに行った夫が戻ってきた10時にはすでにかなりの人が中に入っており開館と同時に入ってゆっくり見ようという計画はアウト!
私が見たかった動植彩絵は30枚が揃って展示されいて ほんとうに素敵。京都まで行った甲斐がありました。絵はがきを買おうと思ったら売店も人、人、人。やっと相国寺の出口を出た頃には ここまで列ができていて「ただ今60分待ち」と表示が出ていました。



京都御苑や哲学の道を散策。新緑が滴るばかり。


たまたま東山七条の智積院で「蛍鑑賞会」があるというので夜になってから行ってきました。ここに利休好みの名園があることは知っていたのですがまだ一度もお庭を拝見したことはありません。この日は普段は公開してない寝殿作りの建物や奥のお部屋の障壁画も見せていただきました。建物に入り 縁側に出たとたん、ふわりと蛍が飛んできました。広い書院や縁側には見物の人たちが集まって 植え込みの奥からふわりふわりと池の上を飛ぶ蛍を眺めていました。まあ、なんというロマンティックな光景でしょう。長い人生で蛍を見たのは2度目です。ここの蛍は源氏蛍で大きくて光も明るく 近くに飛んでこられるとワクワクしてしまいます。

隅に雪洞を置いたほの暗い書院の中まで蛍は飛んできて 私は源氏物語の玉蔓のことを思い出しました。彼女に求婚するために兵部卿の宮がやってきて暗い中几帳ごしに恋を語っている時に源氏が室内にいきなり蛍を放ったので 玉蔓の顔が見えてしまう、あのシーンです。玉蔓は源氏の娘ということになっていますが 実は彼の娘ではないのですね。彼の昔の恋人の娘なので 源氏は美人でかしこいこの玉蔓がかわいくて よい相手を選んで結婚させ幸せにしてやりたいと思う反面、彼女の魅力に惹かれてもいて他の男にやるのが惜しくもある、玉蔓の方は親代わりの源氏に感謝もしているし、男性としての魅力も感じてはいるものの、あやしいそぶりを見せる彼には嫌悪感もあり 求婚者の様子をのぞいたり、けしかけたりする彼の態度には屈辱感も感じている、、という複雑な関係です。

蛍を放つシーンはとても効果的に使われているけれど、蛍の光で顔が見えるなんて「蛍の光窓の雪」みたいな例えか誇張だろうと思っていましたが こうして見る室内の蛍の光の明るさからすると あのお話は現実としてありえるものだと初めてわかりました。ひんやりとした縁側に座り長い間うっとりと蛍の飛ぶのを眺めてしまいました。

薄墨桜

2007年04月08日 | 旅行
服部です。東京の桜はもう終わってしまったとのことですね。 名古屋の桜も散り始めました。今日は早起きして根尾谷(岐阜県本巣市)まで薄墨桜を見に出かけました。シーズン中の日曜日ですから道は大渋滞します。それで今日は電車で。名古屋から大垣までJRで行き さらに第三セクターの樽見鉄道に乗ります。こんなかわいい電車は一両編成。8時12分大垣発に乗りましたがもう満員です。

終点樽見まで約1時間。窓から見えるのは菜の花、根尾峡谷の川、そして桜、桜、桜。川の水は透き通っています。ここではあまごや岩魚の釣りが楽しめるそうです。


樽見の駅からさらに15分ほど歩いて ついに薄墨桜を見ることができました。散り際に薄墨色になることからこういう名前がつけられたとのことですが 今日はほぼ満開、淡いピンク色に見えました。枝の形が美しくて 風格のある古木です。


こちらは裏から見たところ。多くの支柱に支えられているところはちょっと痛々しい気もします。高さは17メートルもあるそうです。周りの見物客と比べるとその大きさがわかりますね。樹齢は地元の言い伝えによると1500年(!) ほんと?
今日もお花見日和でした。ここから見える、真っ白な雪で覆われた山は白山だそうです。



帰りの樽見鉄道も満員。青春18切符を持った中高年の人たちがたくさん乗っていて情報交換をしていました。隣で話をしているのが聞こえたのですが それぞれ東京、山口県、大阪から来たひとたちで定年後この切符で足の向くままあちこち旅しているとのことでした。(彼らの話によると)ここの薄墨桜は日本三桜のひとつだそうです。あとの2本は山梨県と福島県にあるとのこと。帰りの電車で初めて聞いて「へえっ、そんな有名な桜だったの?!」って驚いている私と夫でした。

これはのどかな樽見鉄道の車内で見たテロ警告のポスターです。真中の「嗅がない」という注意がとても印象的。電車内で不審なものを見た時 無意識に匂いを嗅いでみてしまうということはまずないような気がするんですが、、それよりこんなものを撮影している私は不審な人物かも。
このポスターの上に NPO「樽見鉄道を守る会」の宣伝が貼ってありました。「根尾谷で 里山チャリをレンタルしよう!」というのですが 料金は朝8時から日没まで借りて300円です。ただ貸し出しできる自転車の数は3台!
「四人で来たらどうするの?」と言う夫。どうするんでしょうねえ。





信州の春

2007年04月04日 | 旅行
服部です。先週末は春の陽気に誘われて信州へ。松本、上田、諏訪方面に行ってきました。

松本からちょっと北に行ったあたりに 白鳥が飛来する池があるというので その姿を見ようと御宝田遊水地というところまででかけました。自宅を出たのが6時半、現地着9時15分でしたが白鳥はすでに朝ごはんを食べてお出かけしてしまったらしく一羽も見ることができませんでした。そのかわりにいたのは鴨、鴨、鴨。雪をいただいた山々をバックにのんびり遊ぶ様々な種類の鴨たち。なんて平和な景色でしょう。



ボランティアに保護されているとのことで カモたちは人を恐れずすぐそばまでやってきます。額が白いこの子はヒドリガモ。



お散歩中のマガモの一家(多分?)あんまりかわいいので自分が食べるつもりで持ってきた上等のバゲットをやってしまいました。


ひとしきり鴨たちと遊んでから上田の町へ。ここは真田幸村のお父さん昌幸の城があったところです。池波正太郎の「真田太平記」を読んで以来 一度来てみたいと思っていたこの城の跡地に立つことができました。しだれ桜が咲き始めていました。


町でみかけた由緒ありげな蕎麦屋さんでメニューにあった「くるみ蕎麦」を注文してみました。手前のすり鉢に胡桃をすりおろしたものが入っています。これを蕎麦つゆに混ぜて食べるとのこと。くるみはほんのりと甘く 蕎麦とは意外な組み合わせですがおいしい食べ方だと思いました。しかし 蕎麦に関しては超コンサーヴァティヴな夫は嫌そうな顔。蕎麦にのりをかけるのも邪道(蕎麦の香りが飛んでしまうとか)、わさびを蕎麦つゆに溶くのも邪道(正しくは蕎麦の上に直接のせてからつゆに浸すのだそうで。。)と申しております。


上田の町の中をぶらぶらと。柳町という一角に古い家並みが残っています。蔵のある家、卯建(うだつ)のある家。写真は卯建のある家です。この家の2階の両端に見える、前に突き出した屋根のついた壁のようなものが卯建。もともと火事の時隣家から火が燃え移るのを防ぐためのものだったそうですが だんだんと装飾的になり財力をアピールするものとなったようです。



土地の人に聞くと ここの名酒は岡崎商店の「亀齢」(きれい)だとのこと。お土産に一本買ってきました。やはり由緒ありげな酒屋で 店内には古いお雛様や酒樽から作ったかわいい茶室が展示されていました。


信州からの帰り道、景色がなにかぼんやりとかすんで見えるような気がして「春霞かしら、、」などとのんきなことを思っていましたが黄砂だったんですね。

信州の秋

2006年11月20日 | 旅行
服部@名古屋です。週末は信州が大好きな夫のお供で飯田から蓼科方面に出かけてきました。すっかり秋が深まり 寒いこと寒いこと!

18日(土)お天気がいまひとつなのを気にしながら飯田方面へ。飯田はりんごの町です。ブリュッセルでかじった青いりんごのおいしさがまだ忘れられず サクッとした歯ざわり、さわやかな酸味のあるりんごを探し続けている私、早速道端のテントで売っているりんごを試食。今回はなかなかおいしいのに出会いました。

飯田から東へ進み 上村のしらびそ高原から雪をいだいた南アルプスの絶景を眺めます。時間はちょうど12時ごろでした。荒川岳、前聖岳、赤石岳など 狭い日本にもこんな雄大な景色があるとうれしくなってしまうすばらしい眺め。天気は朝から下り坂だったのでこの景色が見られたのは幸運でした。


さらに152号線を北上して高遠に紅葉を見に。春には桜を見に来た高遠城址ですが紅葉も風情があります。お花見の時には人が多くて大混雑でしたが 今回は人が少なくてゆったり。



汚らしいビニールの幟や売店もなくすっきりとしています。


午後3時過ぎるとしんしんと冷えてきました。高遠の町をぶらぶら、ここの名酒「黒松仙醸」を買います。この薪ストーブがあったのは「にんべん」という由緒ありげな酒屋さん。ストーブの上にかかっていた大きな鉄瓶もすばらしいものです。思わず近寄って写真を撮らせてもらいました。「よく暖まって行ってください」と親切なお店の方。



この日は蓼科泊、翌朝朝ごはんを食べながら窓の外を見ると 雪が降っている! 11月になって2度目の雪だそうです。道が凍結しないかとハラハラしながら出かけました。道端の八百屋さんで野沢菜を売っていました。この写真だと大きさがわかりませんがかなり大きな葉で、この一束が3キロで250円だそうです。野沢菜漬けが好きでよく買うのですが ちょうど今、野沢菜を漬ける時期なんですね。これを買って帰る勇気が出ず、漬物になったのを買って帰りました。農協のお店には「野沢菜漬けのもと」というのも売られていたのですが。