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花いっぱいの信州ー霧ケ峰の日光きすげとイングリッシュガーデン

2009年07月24日 | 旅行
服部です。
母の病状は次第に悪くなっているのがわかり、心穏やかならぬ毎日です。18日からの三連休、どうしようかと迷ったのですが、ずっと前からの約束だったので京都在住の花の大好きな友人といっしょに信州に行ってきました。彼女は今は京都に住んでいますが、横浜のマンションでいっしょに子育ての時期をすごした仲間です。二人の息子さんはうちの息子たちと同級生でした。

17日夕方まず彼女に我が家まで来てもらい、夫の帰りを待って6時頃いっしょにでかけました。ちょうど京都は祇園祭、京都からのお土産は鱧寿司に鱧の湯引き!
蓼科の夜は毛布を取り出す涼しさです。

18日はあいにくの小雨。とにかく朝霧ケ峰の車山高原まで行ってみると 日光きすげはほぼ満開でした。霧の中にゆれる日光きすげ。


今度は八島湿原に向かいます。歩き出した時は雨は上がっていて、一面の緑とオオカサモチ、シシウド、アザミ、バイカウツギ、ヤナギラン、ウツボグサ、、と可憐な花々を眺めながらの素敵な散策だったのですが、、途中雨が降り出し、30分くらいすると雨足が強くなってきて 傘をさしていてもびしょぬれ、風も吹き出し 寒くなってしまいました。私はもう帰りたかったのですが 花が大好きな京都のS子さんはもう夢中になって(去年手術したから長くは歩けないなんて言っていたくせに)帰りたがらず、結局湿原を一周。写真の白い花はハナチダケサシです。


湿原内はこんな木製の遊歩道を歩いて行くのですが、もうほとんど出口に近いところで、ぼんやりと母のことを考えて歩いていた私は踏み外して転落!右足を強打してしまいました!幸い骨は折れませんでしたが、翌日まで足を引き摺って歩く羽目になりました。



19日もどんよりした天気。今日は夫の大サービスで蓼科にある「バラクライングリッシュガーデン」へ。「せっかく大自然の中にいるのに 人工的な(&少女趣味な)庭園なんか見に行かなくても、」というのが彼の意見なのですが、そしてその意見ももっともだと思わないでもないのですが、S子さんの希望もあり、私もそれに便乗して行ってしまいました。8時半開園と同時に入りました。もう薔薇のシーズンは盛りを過ぎていますが、オールドローズとダリア、ノリウツギの花が満開で美しいこと!


これは蔦のからんだ東屋からのショット。秘密の花園」のお話に胸をときめかせた子供の頃の気持ちに戻ってうっとりと眺めて。


20日の朝 5時に起きて外を見ると、、、晴れている!元気な夫が「さあ、もう一度日光きすげを見に行こう!」というのでS子さんも飛び起きて出発!
車山肩に着いたのが5時50分でしたがなんともう駐車場が満員でびっくり!二日間雨が続いた後の晴れだったので 日光きすげの写真を撮りたい人たちが早朝から大きなカメラや三脚を持って詰めかけていたのでした。日は当たっていますが風は冷たいので寒いのです。撮影に来た人たちはアノラックや手袋で完全装備。遠くに見える山々をバックに日光きすげの群落を撮るのが目的らしく、よいスポットはカメラの三脚がびっしり並んでいます。たしかに早起きして見に来る価値のある素晴らしい眺めでした。私も隙間に入れてもらって御嶽山をバックにオレンジ色に輝く日光きすげを撮ってみました。



信州旅行の楽しみのひとつがそばですが、今回は特にそばが大好きなお客様といっしょなので あちこちそばの食べ歩きも。最後の日のランチは最近私たちがとても気に入っている茅野市の蕎麦屋「登美」
で。
「そばにのりをかけるのも邪道、わさびはつゆに溶かず、そばに載せて食べる」などとうるさい夫や「そばの味を楽しむには塩で食べるのがよい」という通のS子さんを尻目に 私は新しいメニューを試す主義なので きのこそばです。どんぶりの方に数種類のきのこ入りの濃いめのつゆが入っていて、これにそばをつけて食べます。美味!

東京で一人暮らしのお母さんの所へ行くというS子さんを茅野駅まで送ってから私たちも帰路につきました。