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35年ぶりにリガ再訪

2010年08月17日 | 旅行
服部です。

8月6日の午後5時過ぎに 飛行機はリガの空港へと降下し始めました。「またリガに来ることができた!35年ぶりに!」迫ってくるラトヴィアの大地を見ながらも、まだ信じられません。

3年前にラトヴィア人の友人ヤニスが日本に旅行に来てからリガの再訪を計画していたのですが、一昨年は引っ越しで忙しく、去年は母の具合が悪くなって直前に旅をキャンセル、今年も母の具合や同居の義母の体調を見ながらハラハラしていたのですが、ついに夢が叶って夫と二人でリガに来ることができました。

空港では花束を持ったヤニスと奥さまのヘレナが出迎えてくれて 彼の車で新市街にある彼のアパートへ。
せっかく北国に来たのに、そしてもう夕方なのに結構蒸し暑いのでした。今年のロシアは猛暑で大変なことになっていますがラトヴィアも7月からどんどん暑くなって最近は日中30度を越える日もあるとか。ヤニスの家のリヴィングルームももちろんエアコンはないし、ひどく蒸し暑くて、「まずコーヒーでも?」と言われたのですが、それより冷たい飲み物が欲しい私と夫。ラトヴィアはおいしい地ビールがあると聞いてきたので、夫は遠慮なくビール、私はミネラルウォーターをいただくことにしました。ああ、エアコンが恋しい!

テーブルにはチーズのおつまみや、サラミやケーキやいろいろが出ていて、ヤニスはスイカを切ってくれました。となりにいるのは息子のロベルト(31歳)です。



お土産を出そうと思ってトランクを開けたら!なんとお土産に持ってきた日本酒の瓶3本のうち一本が割れていて夫の衣類が酒浸しになっていました!この旅で2回目の大ショック。

最初のショックは夫が自慢のカメラを自宅に置き忘れたこと!photogenicな町で素敵なショットを狙ってもらうはずだったのに!!!

一服してからホテルに送ってもらいました。予約したのは旧市街にある小さなホテル。荷物を置いてから,まだ明るいので町を散歩してみることにしました。私の後ろの派手な建物はブラックギルドホール、昔裕福な商人たちがここに集まってダンスパーティやコンサートを開いていたそうです。左に見えているのは聖ペテロ教会。




旧市街の真ん中を通るカリチュ通りを歩いてリーヴ広場に出ました。この黄色い建物は「猫の家」です。なぜ「猫の家」かというと


屋根のてっぺんに猫がいるんです。この建物も昔の裕福な商人の家だったそうです。



もう午後9時をまわっていますが まだ明るく、広場は昼間のようなにぎわい。日本との時差は6時間です。私たちもまだ眠くないし、少し風が出てきて快適、この素敵なオープンテラスでビールを飲んで帰ることにしました。