Fine, Peace!

感想といえない感想が多いです。

少し安心

2010-06-23 23:57:21 | Weblog
父親が先々週入院して大腸ポリープを内視鏡手術した。

手術時間が長くて、心配したが、20個ほどあり、診察で大きいのが気になると言われていて、それは取ったとのこと。

今日、その取った結果を両親が聞きに行った。

結局、その大きかったポリープは先っぽがガンになっていたらしかった。
術後すぐの執刀医の話では、「また2ヶ月後くらいに入院して残りを取ってください」とのことだったが、今日の話では、また1年後に入院して取ればいいとのことでした。
ガンだったポリープもキチンと取れているので心配はいらないと、笑顔で言われたそうで、電話の向こうから聞こえた父親の声は明るかったので、ホッとしました。

術後、疲れた感じはあったけど、元気そうだったので、心配はそんなにしていなかったんですが、先生から「大丈夫」と言われると安心しますね。

両親ともども高齢なので、いろいろと考えることもなくはないですからねえ。
弟が最後に残るとなるとどうなるんだろう?と、今日もバスの中で考えていました。

私自身も含め、少しは覚悟しておかないといけない年齢になっていると、ここ最近、思わされることが増えました。
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空色勾玉

2010-06-23 23:23:18 | 小説
荻原規子さんのファンタジーです。

88年に発表された作品だそうです。
で、05年に新書版になり、先月くらいかに文庫本になったのです。

勾玉、とあるように古代日本のお話です。
古事記がベースになっているように感じますが、あとがきによれば、先に神様の3兄弟が浮かび、そのあと古事記の三貴子になぞらえるようになっています。

少し古事記を読んだことがあれば、ああ、と納得するし、知らなくてもファンタジーとして秀逸です。

私が気になったのは。狭也のキャラクターです。無邪気とは言い難い、ちょっと作為を感じてしまいました。
稚羽矢も微妙な感覚で無邪気さとは違うズレを最初感じるのですが、ラストではそれがしっくりきています。

照日王はナウシカのクシャナのような強いキャラ。

この作品は三部作になっていて、来月二部にあたる「白鳥異伝」が文庫本で発売されます。
これとはまた違う話のようですので、楽しみです。
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