久しぶりに展覧会に出かけました。
会社で先週行った人から「すごく並んでいた」と聞いていたので、朝一に行きました。
その読みは大正解!
チケットを買うにも並んでいなくて、すんなり中に入れました。
開場1時間くらいだったので、すでに中は混雑。
1600年代の絵は、写実的でドレスなど布の質感がすごいので、いつも感心させられます。
フェルメールとほかに展示されている人とは、やはり技量が違うなーと思います。微妙にデッサンが狂っていたりしていますからねー。
絵の解説で道徳的な意味を持たせているなんて書かれていたので、今までにない解説でびっくりしました。
そして、オランダや当時のヨーロッパの人たちの教育がかなり行き届いていたのではないかと思いました。
確かに絵に描かれる人たちは「一般市民」とはいえ、かなり裕福な家だと思われるので、女性といえども教育を受けていたのかな、と想像できます。
女性が本を読んだり、手紙を読んだりがモチーフになっている・・・、もしかしたら、モデルなので実際には読んでいないのかもしれないけど。
そして、驚いたのは、1600年代に慈善行為がステイタスであったとのことで、絵に描かれています。
1600年代、江戸時代まっただ中の日本には見られない習慣です。武士の中には、そういう慈悲深い人もいたかもしれませんが、あまり聞かないですよね。
「慈善」に関しては、やはり欧米とは歴史が違うと感じました。
来週の日曜までですが、この連休はすごい人でしょうね。
1時間後、外に出てきたらすでにチケットを買うのに行列が出来ていて、待ち時間40分になっていました。
行かれる方は、朝一をオススメします。
私もフェルメール展とゴッホ二つ行きました。
私が行ったのは平日の朝一だったのですが、フェルメールは、もうすぐ終わりだからでしょうか、結構な人でした。
私は、フェルメールも良かったのですが、違う作家さんの「羽ペンの先を削る人」(だったかな?)が気に入りました。
ゴッホは、始まったばかりだからでしょうか、フェルメールよりは人は少なく、近づいて見たり離れて見たりと出来ました。
テレビでモネの有名な奥さんの絵は「×××億円」とか。「へ~これが・・・」と近づいたり離れたりとじっくりと眺めました。