Fine, Peace!

感想といえない感想が多いです。

明日の子供たち

2015-02-24 21:59:26 | 小説
有川さん。

今月は順番は逆でしたが、有川作品を2冊も読みました。

「キャロリング」のほうが設定が非日常でしたね。

こちらは、児童養護施設の話だというので、かなりヘビーかと思ったのですが、そうでもなかった。
確かに軸の子どもたちはそれぞれ事情があってヘビーではあるけれど、そこが軸ではなく、施設で生活していることが軸だった。

そして、軽く恋愛を絡めてくるあたりが有川さんだなあ。
そこはもちょっと深掘りしてほしいくらいでしたが、それもこの本の主軸からは離れてしまうのであれくらいでしょう。