しらほぶろぐ

ブログタイトルはニックネームが由来。
日記代わりに身の回りの出来事を綴ります。

チームD.I

2006-08-10 07:02:36 | 13.競馬予想

日本のスーパーホース,ディープインパクト(牡4)が9日午前9時過ぎ,世界最高峰レースの「凱旋門賞」に挑戦するため成田発の直行便でフランスに向かった…ディープを運ぶのは競走馬の輸送経験豊富な「JALカーゴ」…史上初の無敗3冠馬「シンボリルドルフ」の米国遠征も同社のカーゴだった…

ディープ輸送に際し,同社内に「チームDI(DEEP IMPACT)」が結成…「最高の馬に対して最高のサービスをしよう」と関係各部署が一丸となって知恵を出し合ってきたとか…

機内は,デジタルで温度調整…離陸後,高度によって外気は激しく変化するが,まさにエアコン並みに「1度単位」までの調整が可能だとか…さらに,エアコンの風が直接あたらないようにするなど,体調管理にも万全を期してのフライト…ディープご一行様のフランス輸送は「超VIP」待遇となった…まさか,きれいどころのキャビンアテンダントも帯同してたりして?…

(以下,産経新聞引用)
ディープが過ごすのが「ホースストール」と呼ばれるコンテナ…高さ235センチ,幅244センチ,奥行き318センチのジュラルミン製で,中仕切りで最多3頭まで収容…今回は帯同馬「ピカレスクコート」(牡4)と2頭だが,カイバの中身が違うため,自分の食事と分かるようにバケツを吊るフックを新たに取り付けるなど,「ディープ仕様」…ストールの内側は衝撃を吸収できるようなクッション性と保温効果のあるビニールが張られている…

担当の池江敏行調教助手,市川明彦厩務員も同行するが,スタッフ用のスペースも大幅に改善…ジャンボの2階にあたる部分に今年6月,ビジネスシート12席を設置…調理に使うオーブンなどもビジネスクラスと同じものを導入…高温スチームで温め,肉類などおいしい食事が可能になった…

社内には「チームDI(DEEP IMPACT)」を結成…「最高の馬に対して最高のサービスをしよう」と関係各部署が一丸となって知恵を出し合ってきた…コンテナを積み込む位置,機内での空調,スタッフの座席など細部にわたって陣営と綿密に打ち合わせ…カーゴを運ぶのは,1975年から共同運航しているエールフランス…急な発進やターンなどでディープに負担をかけないよう慎重な操縦を依頼している…

最近では,アルカセット(ジャパンC),コスモバルク(シンガポール航空国際C),ダンスインザムード(キャッシュコールマイル)が,遠征の往路にJALカーゴを使って重賞制覇…同社では「(ディープにも)勝ち運を運べたら」と話す…多くの関係者の創意と熱意,協力を得てディープインパクトが世界の頂点を極めに行く…

JRA馬事部獣医課の草野寛一係長は「馬にストレスを与えるのは,ストップ&ゴーの動きと実験で立証されています…馬運車に比べて航空機の輸送はストレスが少ないと言えます」と話す…
ジャパンカップなどで来日した外国馬がヘッドギアを着用し,脚元を保護するためバンデージを厚く巻いた姿をよく見かけるそうで,機内の温度や空調はもちろん,衝撃に対しても注意が必要と指摘する…馬の時差ボケや気圧の変化に伴う影響はデータがないという…

栗東トレセン診療所時代は,ディープの競走馬としての能力の研究,解析スタッフだった草野さん…宝塚記念優勝から3カ月とレース間隔が開く点については,「休み明けと言ってもレースに使えるように状態を保って調整してきたわけですから…向こうに行ってからも時間がありますしね」と,現地の環境に適応して日本と同じような走りができれば好勝負できると信じている…
(以上,産経新聞引用)

【本日の体重】 : 84.2kg(ダイエット開始から191日目:-20.5kg)


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