私の自宅は,とある会社の緑地帯に接していて,その緑地帯には大きな松の木が1本立っている…その木には,ミンミンゼミ,アブラゼミ,クマゼミ,ツクツクボウシ,ヒグラシといった多くの蝉がとまり,元気な鳴き声で合唱する…次から次へと別の蝉がとまり鳴いている…
蝉の声を聞くと,余計暑さを感じる…などと,蝉の声を耳障りに思う人もいるかもしれない…が,私が思う蝉の鳴き声は「心地良い」としか思えず,元気な声であればあるほど「癒される」ほどだ…蝉の鳴き声は夏の季語としてのよく使われ,昔から俳句や万葉集にも蝉が登場する…蝉の鳴き声は,私が大好きな季節の「夏」の風物詩のひとつである…
自宅がこのような立地環境のため,最近自宅の庭には「蝉の死骸」を多く見かけるようになった…完全に動かなくなった蝉…地面で一生懸命羽ばたこうとしている蝉…カラスに突っつかれて半分になった蝉…出掛けの朝に,そんな哀れな姿を多く見かけるようになった…
何年間もの間,幼虫として土の中で過ごし,ようやく成虫になっても,わずか2週間でその命を終える蝉…蝉よ,鳴くがいい…思う存分鳴いて鳴きつくすがいい…終わり近きその日まで,心ゆくまで鳴くがいい…人からうるさいと言われるのなら,我家の隣の木に来なさい…真夜中でも早朝でもいつでも鳴きなさい…私はその声に癒されて眠るだけだから…
<o:p>84.1kg(ダイエット開始から193日目:-20.6kg)
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