4匹子猫が出てきましたので、早急に保護したいです。
現場に行ってきました。
どこに子猫が現れるのか分からなかったのですが
餌やりさんはとても目がいいのです!
猫の顔を1匹1匹識別して、大体の年齢を知っています。
ちゃんと顔を見て出て来た猫に給餌しているのです。
こういう餌やりさんは、とても助かります。
TNRは餌やりさんの協力があればうまくいくのです。
子猫はここにいる、見においでといいます。
こっちをみてます。
かわいい〜と大きな男性が満面の笑みです。
外国人なので、リアクションが大きくて〜(笑)。
ガタイのいい一見強面外国人なのですが、笑顔がかわいいです。
でも、捕獲は、母猫といるので断念、、。
次の日、捕獲器をもって早めに再出動〜
母猫がえさを食べてる間に子猫を捕獲します。
まずごみの中ぬかるんで歩けないので、足場をつくりました。
1匹づつ2匹、捕獲器にはいってくれました。
キジちゃんが少し風邪気味ですね。
保護先へと移動しました。次の日病院へ。
もう心配ないよ〜。
次と思ったら間違えて、雄猫がはいってしまいました〜。
暗くて遠いのでみえなかったのと勝手な思い込みでした、、、。
急遽TNRとなりました、18匹目です。
グレーの雄猫、あまり見かけない猫です。
無理を言ってエイベットさんに連れて行きました。
お世話になりました。
次の日茶トラくん1匹はお腹がすいていてすぐ入りましたが
残りのキジの1匹は母猫のいうことをよくきいて動きません。
近くで農園を借りているというご婦人に話しかけられました。
TNRをしていると説明すると、わざわざ自転車を止めて
「あんたら、えらいねー、なんでこんなんしてるん?」と
とても不思議そうでした。
「わたしたちは、この地域とは関係のないものなのですが
相談を受けて手伝っています。ここの現場ひどいですね。
どう思いますか?」
ここをよく通るそうなので、逆にきくと
「かわいそうやけど、なにもようせん。」
とおっしゃります。
「こんな大変な事するんやったら、行政が捕獲して安楽死させたら」
とまでいわれていました。
知り合いの餌やりさんにもここの話をすると
「行政が悪い、行政が全部手術したらいい、すぐ終わる。」
と言っていました。
猫で困ってると言うおじさんにTNRの話をすると
「なんで関係のないわしがせなあかんのやぁ〜ありえない!」
と言ってました。
みんな自分の地域の問題でも、当事者感覚はありませんよね。
自分が捨てたわけでもない猫、餌をやってるわけでもない猫
ただ地域に住み着いて、誰かが餌をやっている猫に
普通の一般市民が病院を予約して、捕獲器借りて
捕獲して、搬送して、お金だして手術するなんてこと
なかなかしないですよねー。
手術の助成は出ますが、安い病院はそこそこ遠いですし、、、。
ここの地域は、一応地域猫活動というものが行政のHPにでていますが
名前だけのもののようです。
かわいそうねーと思っても、見て見ぬ振りをするか
猫が増える、餌をやるなと怒ります。
私たちもこんな大変な事したくないのですが
このままほっておけば、どんどん繁殖して子猫が無惨に死んで
それでも猫が増え続け、みんなに嫌われていくのを知っています。
そしてどうすれば人にも猫にも一番いいか知っているからやってます。
いつか地域で解決する地域猫活動がはじまってほしいと思いながら
みんなでできることを持ち寄りながらがんばっています。
まだまだボランティアだけががんばらないといけないようです。
それもいつか問題解決につながるようにがんばりたいです。
えさやりさんがめっちゃかわいいという茶トラ〜ヤングくん!
ここで産まれて、ここで育ったんですから
ご婦人には、「あたたかく1代限りの命を見守ってください
外の猫の寿命は2〜3年なんです。」
と声かけをして、耳カットを説明しました。
まだこうやって興味を持って、話しかけてくれるだけでも
ありがたいです。
でも、ぺらぺら大きな声でいつまでも話すので
また今度にしてください!と帰ってもらいました〜(笑)。
私たち真剣なんです!