『島へ免許を取りに行く』

『島へ免許を取りに行く』星野博美　を読む。

前回読んだ『みんな彗星を見ていた』では
ものすごい行動力を見せて、興味のおもむくまま？
いや、知りたいと思ったことにはどん欲に、どこまでも！
追いかけていく素晴らしい行動力に脱帽だ、と思った星野さん。

あの本の取材のせいなのか、どっちが先かはわからないけれど
五島（列島）に、合宿免許を取りに行くという行動に出る。

東京の暮らしは、2年に一度の割合でどん底が来るらしい。
それまで築いた人間関係を、どーーーんと壊してしまうくらいの。

「何か新しいことに挑んで
余計なことを考える暇もないほど疲れたい」

この言葉には、深く共感する。

「抽象的な目標ではなく、手が届かなそうで届きそうな、
具体的な目標がほしい」

うんうん。わかるわかる。

というわけで、合宿免許を取りに行くわけだけれど・・・・

実に、ドンクサイ。

この人、都会の運転には向いてないと思うわ・・・。
一本道で対向車もほぼ来ない、なら、何とでもなっても
東京の曲がりくねって、一方通行の多いような道を走るべきではない気もする。

なかなかぶっ飛んだ顛末記を、
ゆっくりゆっくり時間をかけて楽しみました♪

気候がよくなったら、どこかに出かけてみたいような気持にもなりました。