『幹事のアッコちゃん』

『幹事のアッコちゃん』柚木麻子　を読む。

相変わらずブレない、存在感抜群のアッコさん。

妙に冷めている男性新入社員の、初仕切り？
忘年会のセッティングについての指南

評判の良くない雑誌社と知っていても取材を受け、
前向きに仕事に取り組む姿勢を見せ

時間の使い方の下手な（相変わらずだ・・・）、永遠の部下に対し
平日の習い事に強制参加をさせ


相変わらずだなぁ（笑）

しかしよく見ると、ある意味自分の気持ちや好きなことに敏感。
日常の中の「おもしろそう」や「これなに？」を、
通り過ぎて忘れてしまうことはしないんだなと思う。

「今思いついたんでしょう？」
というような指摘をされたとしても
「思いついたこと」を忘れずに、
どうしたら実現できるか、とか
ビジネスにできるか？　を考えて実行に移すのって難しいよね。

まぁ、「本の中のこと」で片づければその通りなんだけど。


自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

なんとなくこの詩を思い出した。