『そして、ぼくは旅に出た』
の大竹さんが、ノースウッズへ旅立ったきっかけとなった本。
運命の出会いだったんだね。
そして何となく、
「本当にある本なんだ…」
変な感動。
例えて言うなら、子供の頃
芸能人って本当に生きているんだ…
って思ったのと同じ感覚。
(テレビという別世界の生き物だと思っていた。
決して街中なんかですれ違うことなどありえないのだ、と。)
本にあふれている
オオカミの躍動感。
その瞬間を切り取って写真におさめる写真家の能力。
そしてひしひしと伝わってくる、
「このオオカミたちが撮影された場所には、
人間などという部外者は確実にいないであろう」
自然のただ中で、人工的な音は皆無なんだろうなと容易に想像ができてしまう環境。
どれもただただ圧倒される。
憧れる気持ちはわかる。
でもここから得られたのを頼りに、
探しに出かけていく、
いや、行かなければ!
とでかけていった大竹さんもただ者ではないな…。
どれだけリスペクトしているのか、
憧れて求めるとはこういうことかもしれないなと
改めて考えまして、
まだまだ足りないわね、私、と思うのです。
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