空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

お仕事系読書

2011-09-13 16:49:13 | 本の森
読書の「夏」だったので、積読を崩したり
乱読したものの覚書を少々。



渋谷に里帰り』山本幸久

帯や、キャッチコピーで捕まえられて、読んでしまうもの多数。
これも多分そんなもののひとつだったと思われる。

「今度こそ、この街に負けるものか」が帯に書かれていた言葉。

ほ~。都会に負けたんでしょうかね?
「里帰り」っていうと「田舎に」という気がするけど
イマドキは「都会が故郷」な人も増えているんだろうな。

社員だった頃、営業は苦手だった私、営業の楽しさがわからない。
でも、そうか~こういう視点から物事を考えて、
営業していくと楽しいって人も出てくるのか~と
思ったり思わなかったり。

「オシゴト系青春小説」だそうです。




シューカツ!』石田衣良

石田衣良さんの本を一度読んでみたいと思っていて手に取った一冊。
またこれもどこか、王道とはズレた選択だったかも・・・
(『池袋ウエストゲートパーク』とかにするべきだったのか??)

自分の就職の頃と、今とは状況が全く違う。
だいたい大学選びの時点で、その先、ずっと先まで見通して選べとか言われたって
そもそも何になりたいかさえ、みつけるのが大変だったと記憶している。
今の子供たちは、本当に大変だ。

うちの子はみんなより1年遅れているから
「やった、受かった、よかった」気分がまだ抜けていないのだけど、
同級生の親からは
「もう来年はエントリーシートだものねぇ」
「そうそう。書けるもの(資格とか)ないと困るよねぇ」とか
留学させるとか、させてるとか、ダブルスクールだとか・・・
うぇぇ・・・な声が多数きかれる。

大学生も一生懸命あれこれ考えてがんばってますのよ、な一冊。
そして、努力は必ずしも報われるわけではないこともある。
そう、報われないこともあるんだよ。

ちょっぴり悲しいね。

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2 コメント

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工学系は (piro)
2011-09-13 19:17:16
「大学院がデフォルトでしょ。」と言われてになってる私が居ます。
資金計画が狂った・・・
妹の方がはやく卒業しちゃうじゃん
いったいなんぼ学校に行けば自立できるんだろう・・・・
親も大変だねぇ・・・・
返信する
>piroさん (しずく)
2011-09-18 10:46:55
そうですねぇ。
厳しい現実がいろいろ降ってきてます。
うちなんか・・・下も工学系、
ってことは・・・
返信する

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