人生初ミュージカル。
それがレ・ミゼラブルなのは良いことだったと思う。
ちゃんとストーリーも知っている、数少ないミュージカルのひとつだもの。
(「ラマンチャの男」は、ドン・キホーテのお話でしょ?
「屋根の上のバイオリン弾き」は、えーと…森繫久彌さんが…モゴモゴ、
所詮その程度の知識しかないわけ)
しかも帝国劇場だったことも。
オーケストラピットのあるような劇場に行ったことなかったし。
2階席の、全体を見渡せる席からワクワクが止まらない。
私の中のレ・ミゼラブルは、
ヒュー・ジャックマン主演の映画の映像がやっぱり色濃い。
映画の後、本を読んだけどね。
でも映像としては映画の印象があるから
そもそも日本人が外国人(フランス人)になって演じるってどうなんだ?
キリスト教の神の御前に…の感覚も、心底は理解できないかも…
最初は囚人たちとドでかい船のシーンだったけど、船、出すの?
「橋」はどうするの?
余計なことが気になって仕方がない。
一幕 12:00~13:30
休憩 25
二幕 13:55~15:05
始まる前に↑をみて「うわー3時間! 長い」と驚いたりもする。
実際はビックリするくらい話はどんどん進み、
あっという間なんてもんじゃなかった。
ひとりの人生を追っていくんだから、当然といえば当然か…
オーケストラの演奏も気になるし
それぞれのプリンシパルの声、歌、演技も気になるし
(しかも名前のついている役が半端なく多いから、
それぞれの人生、価値観、思い、立場を
ひと場面で二つも三つも同時に語られると、
私には情報過多です…)
でもそれぞれちゃんと聞き取れることに感動し
「おおっ、そこ、そういうように表現しますか!」
と驚いたり。
(役者さんは、セリフはなくとも、背中や腕の伸ばし方一つでも雄弁でいらっしゃるのねぇ)
私は少々、若者たちに厳しい見方をしてしまいがち。
一歩間違うとアンジョルラスはミスリードするリーダーだし
マリウスとコゼットは若干周りが見えない●カップルになりかねない。
そう思わせない演技を求めるし、どんなふうに表現したら説得力があるのかな…
などと、斜めな見方をしてしまうのよね。
(マリウスに厳しいのは、エポニーヌへの接し方がアレだからだ、きっと)
とまあ、いろいろ他にも書きたいことはたーーーくさんあるのだけれど
(バルジャンとジャベールについてまったく触れていないし)
1日たっても、興奮冷めやらず、くらいよかった。
トリプルキャストの役もたくさんあるので
組み合わせによってまたニュアンスが変わったりするのだろうということは
容易に想像がつくし
観る位置でも見えてくるもが変わりそうだし
初日近辺の演技と千穐楽あたりでは演者さん自身の表現も変わりそうだし…
そうなると、何度も通ったりするだろうし
どの組み合わせのチケットを取ろうか、という悩みもありそう。
ま、もう一回見たいと思ってももうチケットはないし(満員御礼)
財力も半端ないわ(地方在住者)
ということで、中途半端にいったん終了。
また行きたいものが増えてっしまってうれしい悲鳴。
素晴らしいカンパニーに拍手ですね
私も、心はまだ、赤い旗もって三角行進しています
刺激が強すぎた?のか?
体調崩して寝込んでたw
いまだに脳内リピートです、いろんなシーンが、歌が。
良いものをご一緒できて良かったです。
またぜひ! です。
続きを書くつもりが、なかなか。