『痛い靴のはき方』益田ミリ を読む。
イヤなことがあって、イヤだと思っていたら、別のイヤなことが。
でも、そのおかげでひとつ前のイヤなことが煙にまかれてぼやけていく。
嫌なことがあった日も、ない日も、
おいしいもので終わらせれば元気が湧いてくる。
そんな日常を綴ったエッセイに、少しだけ安堵する。
「時間はたえず流れ、人生は続いている」
そんなミリさん、私の住む街にも来たらしい。
些細なことが、ちょっとだけ気分を上げてくれる。
多分、大きな打ち上げ花火のようないいこと、
嬉しいことを待っているわけではない。
些細な、他の人にはわからないようなことでも構わない。
ふっと微笑むくらいのできごとに、私がきちんと気づけて
「ふっ」と微笑むことができたら
今日もいい日で、明日もきっと、過ごしていける。
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