空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『旅屋おかえり』

2019-01-10 21:38:55 | 本の森
『旅屋おかえり』原田マハ を読む。

主人公は、売れないアラサータレント“おかえり"こと丘えりか。
テレビの旅番組を打ち切られた彼女が始めたのは、人の代わりに旅をする仕事…

「自分は賞味期限の切れた人」
「私の人生の中で一番の盛りはもう過ぎてしまったのかな…」
と思ってしまうのは、認めてしまうのは
悲しいし、せつない。

「旅をする」こと
生きること
人生金だけじゃない
目的や目標に向かって、がむしゃらにがんばる「だけ」じゃない…

そんなことを考える一冊でした。

『フーテンのマハ』、反映されてますなぁ。

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2 コメント

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Unknown (たま)
2019-01-11 11:48:48
岡山に住んでいらっしゃったこともあり、ラブラ
ドールも飼っていらっしゃってということで、勝手に
親近感を抱いている作家さんなんですが、美術も
のにはなかなか手が伸びず・・・。
でもこの本は好きでした。
ちょっと調べたら、原田宗典さんがお兄様だって!
知らなかった~。ご存知でした?
昔よくエッセイを読んでいて、ものすごくおもしろかっ
たのを思い出しました。
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>たまさん (しずく)
2019-01-11 23:31:14
既読でしたか~

私はマハさんの美術モノも結構好きで
(美術入門的に)
おかげでいろいろな絵を観に行くようになりました✨
どこまでが事実で、どこからが創作なのか
よくわからないんですけどね💦

原田宗典さんとご兄弟だったんですか
知らなんだ…
そして宗典さんの本を読んだことがない…
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