180922 コールたんぽぽ

友人が出演する合唱を聴きに行ってきた。

メンバーは９人。
小規模、ではある。
結成20周年のアニバーサリーだそうだ。

自分たちの「やりたい曲」「歌いたい曲」を並べたという構成は
バラエティーに富んでいた。

演出もなかなか趣向が凝らされていて
4部構成のそのステージごとに衣装も変えて。

9人で小ホールをいっぱいにし。



合唱としての声の厚み、という点からしたら
少人数だから、それぞれの声の調子が如実に影響してくるのかもしれない。
座席の位置的に、低音が響いてこなかったのかな…とか思ったりしたときもあったけれど。

そんなことは些細なことだなと思うくらい
歌うことが好きという気持ちや、ステージに立ててうれしい！気持ちが伝わってきたし
日本語の歌詞って、すごく訴えかけてくる、伝わるものがあるんだなぁと思った。

（また、なんでかわからないところで涙が出て困ったのだった…）



帰宅してから、自衛隊の被災時の活動の映像を紹介するTV番組を見ていて
今日涙が出たのは
東日本大震災の時の津波の映像が心にささったままだったからではないのか、
ということに気づく。
毎日考えているわけではないし、
だんだんと心の奥のほうに沈んでいっているのは確かなのだけれど
時折、そのことを思い出させる言葉や
連想する物語を聴くと、涙が出てしまうんだと思う。
たぶん、そのあとに起きている、各地の地震や、豪雨のこととかも。


明日は静岡リコーダーフェスティバルに参加します。
うちのオケも、まだまだ未熟な点があって
明日の演奏、ちょっとドキドキ。
だけれども、聴いている人の心に残る、何かを感じてもらえる演奏ができたなら
それもまた、素晴らしいことなんじゃないかと思う。

そのあとに控えているクリスマスコンサートも
できる準備はしっかりしていきたいなと思う。
最近ちょっと、面倒になってきていた面がありはしなかったか。
だれかがやってくれればいいのに…と、思ってはいなかったか。

言葉はないリコーダーなんだけれど
きっと音色に乗る思いはあるはず。