クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

正面を間違えた人

2017年02月10日 | 日記
家族の誕生日だったので、国道134号線沿いのレストランでディナーをしました。
134号線って、どっちが上りでどっちが下りかが、時々わからなくなりますね。


そういうことってよくありますな。
上院と下院。
相撲の番付における東西の優劣。
トイレで小をしたのに、流す時は大でも良いのか?
恋はしたいけど、愛は別にいらん。
などなど。


そして、意外とわかりづらいのが、後楽園ホールの正面。
席は東西南北の4方向に分かれていますな。東と西ではないのは確か。
両国国技館だと、正面、向正面みたいな感じでわかりやすいんですね。

ま、中継を観ていると南側から北側にカメラを向けているので、正面は南側ということになるんでしょう。


先日こんなことがありました。
ある興行で、ボクシングの月間表彰セレモニーが後楽園ホールで行われました。

表彰されたのは敢闘賞、技能賞、MVPの3選手。
敢闘賞は誰かしらんけど、技能賞が私で、MVPが私と同じジムの人。

一通り表彰を受けた後、我々はマイクで受賞の喜びを語らなくてはなりません。
敢闘賞の人から話し始めました。
内容は別に面白くもないんで、大して聞いてませんでした。

ただ、次に話すであろう私としては、どっちを向いて話すのかがわからなかったので、その辺だけは見落としませんでした。

私の番が回ってきました。
敢闘賞の人と同じく南側を向いて話しました。
ああいう場で面白いこと言うのはムリですね。
観客も我々より、その後に控えるメインの試合を楽しみにしているわけですから。

続いてMVPの人。
多分、我々2人の話を聞いてないばかりか、見てもいなかったんですな。

マイクを手にすると、堂々と北側を向いて、つまりカメラに尻を向けて話し始めました。
本人は気づいていません。
話も終盤に差し掛かかった頃、私はジムメイトとして伝えなくてはいけないと思いました。
しかし、本人はそれはもう楽しそうに滑らかに話しているのです。

私は意を決しました。

「そっち向いて話せるのは、笑点のオープニングの昇太さんだけだぞ!」