車両の顔 Vol.75

車両の顔の第75回です。


今回のお顔は・・・



クハ75006です。


サロ75として製造され、後にサハ化された仲間達とは別に、
クハ化された5両の内の1両です。


クハ85やクハ77と同じ顔つきではありますが、
前車の湘南色やスカ色とはまた違った雰囲気で
新潟色も似合っているように思います♪
このお顔に方向幕と”ブタ鼻”ライトを付けてみたくもなりますが・・（笑）




生憎と現役時代の撮影は出来ず、廃車前提の疎開留置中の姿を
1978年11月5日の石打でなんとか撮影する事が出来ました。
廃車となったのは、1979年1月30日の事でした。

車両の顔 Vol.74

車両の顔の第74回です。


今回のお顔は・・・



前回に続いてのクモハ73で、可部線の061です。


1947年1月、モハ63214として三鷹電車区に新製配置以降、
1952年6月にクモハ73061となり、その後は関東各地を転々とし、
1970年8月に広島へと転属。


前回の337とほぼ同じ顔つきですが、色が変わる事で
印象もガラリと変わるものですねぇ。
オリジナルの渋い”ブドウ色”とは対極的な派手な”可部線色”。


細かい所では正面の縦樋下部が延長されています。
これは広島独自の改造だったようですが、なにか理由が
あったのでしょうか・・・




1978年9月29日、土砂降りの可部線 横川駅にて撮影。

車両の顔 Vol.73

車両の顔の第73回です。


今回のお顔は・・・



クモハ73337です。


1978年7月2日、鶴見線の・・・どこの駅だったでしょうか・・・（汗）


運転席と真ん中の窓がHゴム化された、当時の鶴見線では
ありふれた顔をしたこの車でしたが、鶴見線の新性能化より
ひと足早く、この撮影から1ヶ月半後の8月30に廃車となりました。

車両の顔 Vol.72

車両の顔の第72回です。


今回のお顔は・・・



ナハネフ22です。


車両の顔では初の客車となるこのお顔。
屋根の丸みと曲面ガラス。
3本のラインとテールサインの配置。
どれもが絶妙のバランスを保っていると思います♪


自分で乗車出来たのは都落ちした後の『銀河』でしたが、
『走るホテル』と呼ばれた全盛期に乗車してみたかったものです・・・


1976年5月、上野駅にて。

車両の顔 Vol.71

車両の顔の第71回です。


今回のお顔は・・・



クハ76 060です。


クハ76は3回目の登場となりますが、71回にちなみ
元祖『山スカ』モハ71の相方として登場してもらいました。


とは言っても、撮影したのは三鷹から広島へ移動後の、
1978年9月28日、小郡駅でした。


瀬戸内の潮風にやられたのでしょうか、おでこ辺りに傷みが目立ちますが
廃車されたのは、この時から11ヶ月後の1979年8月28日でした。