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風の博物誌

2009-05-15 | 環境
風の博物誌

発行年の古い本ですが何度か読み返しています。
ライアル・ワトソンはニューエイジャーとも言われていますが、科学の読み物として面白くイマジネーションを膨らませてくれます。

近年風力発電が増えてきたため風を考える機会も多くなっていますが、地球という星が今の環境になっているのも風の力と密接に関わっているようです。
無限にあるのですから有効に利用できればエネルギーとして役立つと思いますが、ここにも問題はあるようです。

県自然保護協:風力発電に伴う健康被害対策を--県に要望書 /福島

先日風力発電の風車を見てきたのですが、なぜか恐怖感を持ちました。
風車の下に長くいることができなかったのは、大きなものに対する怖さだけではなかったのかもしれません。

経済の枠組みから考えると規模を大きくすることは効果がありますが、環境に関係することについては小型化と普及がキーワードだと思います。
規模を小さくすることで個人が対応したほうが効率的なのは、発電の他に生ごみ処理や中水利用などがあります。中水とは雨水の飲用以外への利用です。

大規模化で問題解決という考え方から小規模化へ転換させることが、エコの考え方としていいのだと感じます。