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木を植えるより

2009-09-18 | 環境
木材を得るための杉林は管理がなされなければ良質の木材を生み出しません。
真直ぐに健康に育つ杉林は見ていて気持ちの良いものですが、杉林は植林からずっと人間による手入れが必要です。
40年程経った建材として利用できる杉林では、その間生み出された木材の8割が間伐材や枝打ち材として捨てられています。
そして現在では建材用木材価格も下落しつつあり、間伐材の廃棄費用が出せないために山林は荒れ果てています。

日本の山や森を守るためには、地域の国産材を使って家を建てるとともに間伐材の有効利用で経済活動に乗せる事が必要です。
マイ箸が普及していますが、木を使わないことより国産間伐材を使った割り箸の使用がより日本の山を守る事になりますし、エネルギー源として利用することも大切です。
環境のために植林をする企業は、梱包材などにもっと木材製品を取り入れる方向に力を入れないのでしょうか。
木の文化は日本の伝統でもあるのです。