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子どもの持つ力

2009-09-19 | 登校拒否について
子どもの頃、毎日糠床を掻き混ぜるのが私の仕事のひとつでした。
泥遊びのような楽しいお手伝いでしたが、大変なのは冬になると手の甲がひび割れて塩分が沁みて痛かったことです。
暖かい時期は一生懸命していましたが、だんだん寒くなってくると少しずつ苦痛になってきます。
それでも我慢していましたが、ある時母に今日はしたくないと言ったことがあります。
「どうして」と聞く母に痛いからと手を見せると黙って代わってくれました。
一週間ほど手には薬を塗り、ひび割れも治ってからはまた私の仕事に戻っていきました。

今の子どもはひび割れにならないようです。
栄養状態が良いからなのでしょうか。
もっと不思議なのは寒い冬でも薄着で平気な事です。
雪で凍った道でも夏用の運動靴で滑って転ばずに走っています。

青森生まれの子どもにとっては普通の事なのかもしれませんが、毎日の生活の中で子どもが身に付ける事はたくさんあるのだと感じます。
不登校についての教育相談をしながら、ふとそんなことを考えていました。