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長谷ぼたん園 ぼたん祭り

2009-05-21 | 名所 旧跡
青森県南部町にある長谷ぼたん園に行ってきました。
まだ花の盛りには早く、二部咲きといったところ。
祭り期間には早いのですが、ちらほらと咲くぼたんの花は一輪だけでも見ごたえがあります。







今年のぼたん祭りは5月25日からの開催です。
咲き始めも綺麗なのですが、満開の頃もまたいいのでしょうね。
南部町ぼたんまつり

浜値の暮らし

2009-05-20 | 家庭・経済
昨年の中国食品の問題が取り沙汰されている頃に、知人から干し椎茸を頂きました。
自分の山で育てて自宅で乾燥させた規格外のものです。
「つまらないもので」
そう言う知人でしたが、私にとっては最高に嬉しい頂き物でした。

作り手の顔の分かる農産物は安心して食べられます。
小さかったり割れていたりするだけで味も安全性も申し分ありません。
少しずつ大事に使い、半年ほど料理の味を引き立ててくれました。
商品にならない物は価値の低いものという認識は、どこか大きく間違っていると感じます。

近年、道の駅があちこちで作られ、新鮮な地場農産物が安く売られています。
消費者としてもありがたいのですが、流通経費のかからない売り上げは農家の方にとってもメリットがあります。
スーパーで売られている野菜の価格は、その1/10程しか農家の収入になりません。
かなりの部分を流通にかけています。

日本の農業を思うとき、私にできることは何処で何を買うかという選択だけです。
どんな消費が農家にとって良いのか考えてみるだけで、経済は大きく変わるように思います。
日本の農業は、何処か遠くの誰かが救ってくれるのではありません。



浜値とは、港で揚がったばかりの魚を漁師から直接買うときの価格です。
仲買や小売を通さないため安い金額になりますが、漁師は言い値で直に換金できるため双方にメリットがあります。



燃料電池と太陽光利用

2009-05-19 | 環境
高効率燃料電池 新日石も参入 15年めど商品化

次世代エネルギーにはいろいろなものがあり長所短所も備えています。
多方面に研究開発がなされてきましたが、現在有力なエネルギー技術といえば太陽光利用、燃料電池、バイオマス、風力でしょうか。
火力コージェネレーションは石油暴騰により下火になっていますが、廃熱利用技術は燃料電池でも使われます。

燃料電池の普及のネックになっているのが、触媒に使われる貴金属です。
金価格もずいぶん上昇していますが、プラチナはそれ以上です。
代替素材を見つけるために今盛んに研究されています。

先日も書きましたが、個人住宅は太陽光と地熱の利用でかなりのエネルギーを賄えます。
予備エネルギー源にするには燃料電池ではコストがかかりすぎるかもしれません。
日照条件の良くない地域に限られそうです。

風力発電は小型のものがあります。
神鋼電機 小型風力・太陽光発電システム「そよ風くん」WK18-20
補助発電としては有効でしょう。

停電や断水のほとんどない社会ですが、もしも電気が止まったらという事は考えておくべきだと思います。

木を切ろう

2009-05-18 | 環境
「木を植えよう」というキャッチフレーズがあちこちで使われていますが、何か大きな勘違いをされているようです。

日本は温帯にあり、海に囲まれた雨の多い国です。
植物にとっては恵まれた環境で、林の皆伐をしても20年もすれば立派な林になっています。
休耕田も多いのですが、雑木林に変わってしまって元の田んぼに戻すことが出来なくなっている所もあります。
人が手を加えなくても木は生えてきます。

日本では木を植えるよりも間伐などの手入れが重要です。
密植した林では木の成長が悪くなる上に、固有の野草も繁殖し難くなるからです。
昔は利用されていた間伐材は、今はただのゴミにされています。

作付け作物をバイオエネルギーとして利用するのは、穀物価格の高騰を招きます。
エネルギー原料にするのは、日本の場合には間伐材が一番良いと感じます。
日本に限っては豊かに成長する木々の有効利用が大切です。


熱帯雨林は高温と雨の多さから表土が薄く、伐採してしまうと森林の再生が難しくなります。
大陸で雨の少ないところでは、伐採による砂漠化で自然状態での森林再生が出来なくなります。
植物は光合成で炭素還元を行う他、熱の吸収蒸散もしています。
地面に直接日光が当たることで地温は大きく上昇して周りの空気も暖めます。
木を植えなければいけないのはこのような地域です。




春の色は

2009-05-17 | ガーデニング
青森の春の色はきれいです。
八重桜も散りつつあって桜の季節は終わりに近づいていますが、今は新緑が見頃です。
わが家の庭も毎日違う色を見せてくれるので庭に出ている時間が長くなります。



ここに住むようになって、空の色がとても青いことに気がつきました。
高緯度地域では空が青いのでしょうか。
青い花が好きなので庭で咲いている花は青が多いのですが、とても冴えた色だと感じます。
青い空と関係があるのかもしれません。

新緑の色も「目に染みる」という言葉がそのまま当てはまるほど見事です。
草も木も大急ぎで葉を伸ばしています。
風はまだ冷たい日もありますが日照時間はとても長くなっています。
植物にとってはいい季節なのですね。



こんな家に住みたい

2009-05-16 | 環境
次世代型超省エネ住宅「エコスカイハウス」、横浜市内でモデル竣工
三菱重工グループ菱興7社が実証開始、97%を自然エネルギーで


先日のニュースですが、やっと大手の企業でも始めたようです。
以前は物ズキな人しかしなかったことですが、時代が変わってきたのが分かります。

もし宝くじでも当たったら、パッシブソーラーで太陽光発電と中水用地下タンクのある家を建ててみたいと考えています。
家の北側には漬物貯蔵のためのバックヤードを作り、カマドを置いて剪定ゴミで煮炊きをする。
土のついた野菜を洗う水場、木工のできるスペース、ちょっと休憩できる場所。
トイレは微生物浄化式のもの。

庭には小さい温室と、藤棚ならぬキーウィ棚。
井戸を掘って夏に果物を冷やしたり。
落葉樹の林を作って山野草を楽しめるようにしたり。
小さい畑で葉物を育てて、ヤギを飼う。

畳の居間と広い台所。
土間と縁側。





今日は夢の話ばかりですみません。

風の博物誌

2009-05-15 | 環境
風の博物誌

発行年の古い本ですが何度か読み返しています。
ライアル・ワトソンはニューエイジャーとも言われていますが、科学の読み物として面白くイマジネーションを膨らませてくれます。

近年風力発電が増えてきたため風を考える機会も多くなっていますが、地球という星が今の環境になっているのも風の力と密接に関わっているようです。
無限にあるのですから有効に利用できればエネルギーとして役立つと思いますが、ここにも問題はあるようです。

県自然保護協:風力発電に伴う健康被害対策を--県に要望書 /福島

先日風力発電の風車を見てきたのですが、なぜか恐怖感を持ちました。
風車の下に長くいることができなかったのは、大きなものに対する怖さだけではなかったのかもしれません。

経済の枠組みから考えると規模を大きくすることは効果がありますが、環境に関係することについては小型化と普及がキーワードだと思います。
規模を小さくすることで個人が対応したほうが効率的なのは、発電の他に生ごみ処理や中水利用などがあります。中水とは雨水の飲用以外への利用です。

大規模化で問題解決という考え方から小規模化へ転換させることが、エコの考え方としていいのだと感じます。





経済も大切

2009-05-14 | 家庭・経済
生活と経済は密接に結びついていて、豊かな生活を送れる人は経済感覚が優れていると感じます。
これは経済感覚が高収入と結びつくからではありません。
経済の特性をきちんと捉えて上手に暮らしを楽しんでいるからです。

よく家計相談にのりますが無駄な出費の多さにびっくりします。
家計の費目にはいろいろありますが、私はバーチャルとリアルに分けるよう勧めています。
リアルは健康に生きていくために必要な出費。
バーチャルは無くても生きられる出費。

仕分けしてみるとバーチャルに入るものが多いことに気が付きます。
保険や通信費などを見直すだけでかなりの金額が浮いてきます。
保険と貯金がセットになった商品は、保険会社が存続していることが前提ですから危険なものといえます。
不安を解消するための出費は、行き過ぎになりがちです。

娯楽のための出費も本当に楽しいのか考えてみると、それほどでもない場合が多いものです。
食費も細かく分けていくと清涼飲料やお菓子などはバーチャルに入り、米、肉、野菜などはリアルに入ります。
食費の節約ではこのリアル部分を削ろうとしてしまいますが、ここにはもっとお金を掛けるべきだと思います。
中国産の食品問題は、一番大切なものをないがしろにした結果なのかもしれません。

本当に大切なものは何か、経済を通して見直してみるのも必要だと感じます。




テレビを見ながら

2009-05-13 | 自然科学
休みの日に子供たちが真剣にテレビドラマを見ていたので、そんなに面白いのか聞いてみると「つまらない」との答え。
面白くないのであれば見なければいいのにと思うのですが、テレビを点けているとなんとなく見てしまうようです。

人間に限らず動物は動くものに注意を向けるようになっています。
動くものは危険な捕食者か自分の食べ物である場合が多いからです。
カエルでも動く昆虫だけを食べます。
テレビはそんな動物の特性を刺激しているのです。

テレビ番組にはいいものもありますし娯楽として楽しめますが、何気なく見続けることで弊害もあります。
平成20年度全国学力・学習状況調査
この中の3.質問紙調査の結果の49ページには、テレビ視聴時間分布の項目があります。
グラフで見ると一日に3時間以上テレビを見ている子供が45.8パーセント。
一日は24時間しかないのですから子供時代にやって欲しい事ができなくなってしまいそうです。

「テレビを見続けるのはテレビ病。テレビがついていると、つまらなくても見ずにいられない怖い病気だよ」
子供たちにそう言うと、好きな番組が終わってからテレビを消すようになりました。
テレビの見方に考えが及ばないことが問題のようです。




I Love 津軽ラーメン

2009-05-12 | 青森の味
青森に住んでて良かったと思うことの一つが、津軽ラーメンを食べられることです。
先日も書きましたが、全国に青森の食文化を伝えるには札幌、喜多方、博多のように地域名を冠するラーメンとして統一したネーミングが必要と感じています。

青森県 旅の宿と温泉 ラーメン
こちらのホームページの Ra-men aomoriの中には津軽ラーメンを代表するお店の情報があります。
自分で食べ歩いてみても、この評価とほぼ同じ感想でした。

新宿が"煮干醤油ラーメン"激戦区に
東京でも煮干ラーメンは評価されていますが、この記事の中には青森、津軽という文字はありません。
青森県内でも津軽ラーメンという呼び方はしません。
普通にラーメンと言えば津軽ラーメンのことなのですから。

病み付きになるほど美味しい「津軽ラーメン」。
この名前をもっと広げてほしいと思います。
まずは自分のブログでも、もっと津軽ラーメンについて書くつもりでいます。
このブログを読んで頂いている方も「津軽ラーメン」の宣伝をよろしくお願いします。

写真は「まる海」のラーメン。
現在8まる海。
過去の記事津軽ラーメン中毒患者より。