ラケットオタの探求の日々!

今日も理想のテニスラケットを求めて試行錯誤の日々

2020ダンロップのFX500ツアーをしばらく使ってみた感想は?

2020-09-07 10:17:48 | テニス

 

 

ダンロップさんが打倒某ラケットで出した?というRAが

70超えというパワフルさが売りのFX500シリーズのツアー

をガットを張替えながらしばらく使ってみました。

最初にせっかくダンロップさんがガットも新たに出したの

だから、という事でエクスプロッシブのスピード1.25mm

を50pで張ってみました。選んだ理由は主に色でした。

 

色に拘り過ぎるのは良くない?

 

色味的にはブラックもあり

 

、、だったのですが、スピードを使ってみたところ

事前に危惧した通りボールの弾き感が強くなり過ぎ

ポリスターのエナジー1.30を50pで張り替える事に。

結果的には張り替えて正解でした。

エナジーにしてからは落ち着きというか一瞬のボール

持ち、鈍さみたいなものが出て個人的にはハッキリと

打ち易くなった気がします。

 

ただそれでもまだ少しパワーが抑えられない時もあり

相手の1stサーブをフラットで叩いていった時などには

ボールが抜けてしまうようなことも。

FX500シリーズはフレームの最大厚が23mmのツアー

でもかなりのパワーを感じました。

それだけにハマった時は自分でも驚くレベルの素晴らしい

ボールが飛んでいくことも。

最近だとこのような現象はあのバボラさんのピュアドラVS

を打っている時にも感じた事があります。

 

スペック的にもライバルとなる、そのバボラさんの

ピュアドラVSとの比較ですが、スイートスポットの

広さやボール持ち、スピン性能などではFX500ツアーは

劣勢ですがフラット系ショットの伸びに関してはピュア

ドラVSにも勝っているような気がしました。

 

ただ少々気になる点も。

ここ最近使ったみた黄金スペ100の面サイズダウン版の

98インチのラケットの中で、振り抜きという点でFX500

ツアーは少し引っかかりと空気抵抗を感じてしまいます。

もしかしたら面剛性を上げる為にスロートの部分を20%

広く設計したのが影響しているのでしょうか。

それともフレーム形状?

フラット系のショットがとてもパワフルで伸びるボールが

打ち易いだけに、その点は少し気になってしまいました。

ただコートに入ってプレーをしている時は殆ど気にならない

ぐらいの微々たることですが。

 

今回FX500ツアーを使ってみて感じたのは、まるで昔のピュア

ドラのように張るガットの選択と相性でこのラケットの売りの

部分の性能がプラスにもマイナスにも響いてしまうという事です。

よく硬いフレームのラケットには柔らかいガットが、柔らかい

ラケットには硬いガットが合うなんていう話も聞きますが

それからいくと今回のFX500ツアーは柔らかいポリガットが

そして1.30mm以上が合うような気がしました。

1.30mmのポリにしてもボール弾きが強過ぎてコントロールに

シビアさも感じたので、これが無印FX500だと更にもっと

ガットの選択が重要になってくるのかもしれません。

 

ポリスターのエナジー以外で相性が良さそうなポリガット

というとソリンコのハイパーG、ダイアデムのソルティス

テクニファイバーのアイスコードあたりが次にガットを

張り替え時の適任かもしれません。

あとテクニといえば半ポリ半ナイロン?のトライアックス

とかいう面白いガットを出したようなので、そういうのを

張ってみるのも良さそうです。

ダンロップさんのガットだと実はエクスプロッシブの

バイトが一番合うのかもしれません。

 

個人的に今回のダンロップさんのFX500ツアーは某ライバル

ラケットと比べるとまだ少し荒削りな部分も感じますが

十分にパワーもあり、ボール持ちの良いガットを張れば扱い

易さも増して神経質にならずにとても楽にプレーもできました。

今後はもう少しスピン性能を上げるようなガットを張って

みたりしながら試してみようと思います。