自分のテニスを一から見直すにあたって昔Rフェデラー
選手が使っていた時に畏怖の念を込めて「魔法の杖」と
呼ばれてたラケットを使ってみようと思いました。
そしてやっぱり昔使っていた時のように、JP版ではなく
US版の340gで重いけどトップライトのバランスの方が
体が覚えていて馴染む気もして、プロスタッフ90を
使ってみる事に。
今回ラケットはそのまま何もいじらずに使うのでガットを
どうするかだけ少し悩みましたが、結局は縦メインに
シグナムプロのマイクロナイト1.32で、横クロスをRPM
ブラスト1.20とハイブリ張りでテンションは52pに
してみました。
まずショートラリーをせずいきなり打ってみました。
まだ超トップライトの感触にも慣れてなく、面も小さい
上にアップも不十分なのでちゃんと当たらない上に
ラケットバランスに戸惑い振れていないのでヘッドが
走らなくてボールがヘロヘロに。
しばらくして慣れてきて、無駄な力を抜いて振れる
ようになってくるとようやく良いボールが飛ぶように。
面サイズが小さいだけに鋭く厚い当たりで打った時の
感触は相当に気持ち良く、手に伝わってくる情報も的確で
更にボールの伸びと重さも出るようで思っていたより
相手を押し込めれる気がしました。
そして慣れてくると思っていたよりスピンもかけられる
感じでボールのコントロール性も抜群でした。
ボールが自分の意思に反してぶっ飛ぶような心配がない
のでラケットを信頼して安心して振れるのがいいですね。
特にそれを感じたのはボレーで、ボールにちゃんと
入って打てばまずボールが浮くようなことはないので
まさに手のひら感覚で打てるので思っていたよりも
ハードルが低く意外と楽な?気もしました。
(後で判明しますがこれは練習の話で試合は全く別)
ただ全てのショットで体勢を崩した時とかに小手先で
打ってどうにかなるラケットではないのと、芯を外して
しまった場合はほぼボールが伸びないので、そうなって
しまうともうどうにもならない感じも。
あと個人的技量の問題からやはり90インチしかないと
サービスリターンでも誤魔化しが効かないので、いつも
以上に集中力が必要でした。
ダブルスもやってみました。
どうしても油断しているとボールが甘くなってしまいがち
なので、いつもより気が抜けなくて疲れました。
やはりこのラケットを使いちゃんと結果出すというのは
相当に困難なミッションになるのは間違いないなと。
プロスタ90を使ってて苦しくなった時に、もしラケバに
某ピュアなドライブ系ラケが入ってたら我慢出来ず
持ち替えたくなる誘惑に耐えきれなくなってしまうかも。
ただ何故かプロスタ90を使ってゲームをしてる時に
相手がピュアアエロを持っていたりすると、いつもより
気合が入ってしまう感じも。
そして相手が左利きでスピン系ショットが持ち味だったり
すると更に心のブースターに着火してしまったりして。
そんな感じなのでもう少しこの路線でいってみたいと
思います。