自分のテニスを見つめ直したいと約7年前にRフェデラー選手
が使っていた(でも結局タイミングが合わず使わなかった?)
プロスタッフ90を使ってみました。
やはり面サイズが90でフレーム厚17mmボックス形状フレ
というスペックは半端なく、余程の覚悟がないと使いこな
せないラケットというのを改めて実感しました。
そして現在ではあのRフェデラー選手でさえ、97インチで
厚さが21.5mmのプロスタを使っています。
これも時代の流れということなのでしょうか。
プロスタ90を使いシングルスをやっていた時のことです。
デュースサイドで相手(右利き)の1stサーブを待っていました。
相手の手にはあのピュアアエロ限定RAFAモデル。
燃えない訳がありません、グリップを握る手にも力が。
でも相手の方が上でした。
実はプロスタ90ではバックの方のリターンが心許ない
感じでいつもより強くセンターを意識し、結果ワイド
への警戒が緩んでいたのでした。
ところが相手にそれを見透かされ、ワイドに角度のある
スライスサーブを打たれてしまいサービスエースに。
はっきり言って自分が甘かったのですが、心の奥で
こんな囁き声が聞こえた気がしました。
(もう少し楽なラケットを使えば?)
(90インチのラケットって厳し過ぎでしょ?)
(今はもうあのRフェデラー選手だって97インチだよ?)
そう、プロスタ90は最高にエレガントなラケットだけど
もう少しだけ助けてくれるパワーもあるといいのに。
ということで方向性はそのまま少し転進し、今現在
Rフェデラー選手も使うプロスタッフRF97オートグラフ
を使ってみようと決意しました。
このシリーズはレーバー杯の赤バージョンを持っている
のですが、スペック的に変わらないはずなのに何か
トップの方が重く感じ、ガット込みの重量も370g超え
なのでした。あと例の表面ペイント処理のせいで?塗装が
微妙に剥がれ易いのも玉に瑕。
ということでそのような弱点もない初代プロスタRF97を
久しぶりに入手してみました。
なんていうか、ここ最近のシンプルでシックなデザイン
もいいのですが、レッドカラー主体でちょっと派手なのが
妙に手に馴染み落ち着くような気もします。
面サイズが97インチに拡大しフレームも厚くなり、打感は
硬くなりましたが、確実にパワーアップしてボールも少し
飛ぶようになったプロスタRF97で一発逆転倍返しを狙い
ますが果たして?