【グラビティTOURとスピードPROの感触の違いは?】
グラビティTOURしばらく使ってみました。
まず先日まで使っていたスピードPROとの比較ですが
同じ360+シリーズでも結構違いを感じました。
フレーム形状がスピードシリーズはラウンドでしたが
グラビティはボックス形状でシナリとたわみがあり
ボールの飛びの部分では少し控えめではありましたが
フラット系でのショットだとボールの推進力は出る
ようでスピードPROで打った時よりもボールの伸びは
出ていたような気がしました。
またスピードよりもグラビティシリーズの方がボールの
軌道は低くなりやすい反面、全体的に柔らかさがあり
打っていて心地よさも感じました。
あまり厚くないグリップで低い弾道のフラット系ショット
をメインに打つのであればスピードPROよりもグラビティ
TOURの方が適正が高いのかもしれません。
スピンのかけやすさではスピードPROの方が少し楽な
気がしましたが、そんなに大きな違いには感じず
今回個人的に全てのショットでより気持ちよく打てた
のはグラビティTOURの方でした。
【片手打ちバックは95インチが一番打ち易い?】
使いこなすのはとても大変なのですが昔からプレステ
MPなどの18/20のストリングパターンのラケットの
魅力には抗えないところが。
でも実はグラフィン360+になるまでのプレステMP
ってフェイス面積は98じゃなく95インチしかなかった
んだとか。
ずっと以前からラケットのフェイス面積は95インチの
ラケットが振り抜きも良く、色んな意味でちょうどいい
感じで特に片手打ちバックを打つのだと95インチが一番
しっくりくるような感じがしていました。
スペック的には95インチ、22mm、310g、16/19(16/18)
ぐらいが今でも一番好みのスペックだったり。
なので今は廃版になってしまいましたが、ウイルソン
さんのシックスワン95シリーズは超お気に入りでした。
どうしても100インチのラケットで片手打ちバックだと
スピン系は良いのですが、フラット系のショットだと
空気抵抗感やある種の鈍さのようなものも。
なので今回スピードPRO、グラビティTOURとフェイスが
100インチで18/20パターンのラケットを連続で使ってみて
色々と思ったことがありました。
【100インチでガットが18/20パターンの意義とは?】
完全に好みの話になってしまいますが、ストリングが
18/20パターンのラケットに主に望むのはボールの飛び
ではなく、コントロール性やボールの潰し易さ、打った
時の詰まった打球感だったりします。
スイングスピードを出来るだけ稼ぎたいので空気抵抗
などを考えるとフェイス面積は小さければ小さい程
良い部分もあるのですが、昔のプレステMIDのように
小さ過ぎると極端にハードルが高くなり過ぎてしまう
ので危険です。
今回スピード、グラビティと100インチ18/20パターン
のラケットを続けて使ってみましたが、いろんな要素
のメリットとデメリットを天秤にかけると個人的には
フレーム厚にもよりますが、18/20パターンなら大体
95〜98インチぐらいのフェイス面積のラケットが
今は一番打ち易く感じるような気がしました。
18/20パターンで面が100インチだとボールの飛びも
ある程度出て使う時のハードルは少し下がるのですが
その代わり失ってしまうものもあるなぁと。
今回スピードPROやグラビティTOURを使ってみて
個人的に100インチで18/20なら95インチで16/19の
パターンでもそんなに変わらない気もするし、それに
面がより小さい方がよりラケットとのダイレクト感を
感じれる分、気持ちよく打てるような感触もありました。
でも100インチあると面が小さいラケットほど神経質に
ならずに打てる余裕みたいなのも出るので、ゲームなど
で有利なのは間違いありません。
そういう意味では100インチで18/20パターンの
ラケットは実戦ではやっぱりアリのような。
そういえば昔、プリンスさんのo3ツアーをすっごく
気に入って使っている時に勢いで18/20パターン版
にも手を出したことが。でも結局通常の16/18パターン
版の方がしっくりいった記憶も。
どうもまだはっきりとした答えは出ません。
引き続き次に95インチより大きく、100インチより小さい
18/20パターンのラケットを使ってみてその辺のところを
更に掘り上げてみようかなと思います。
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