【敷居】テクニのTEMPO298を打ってみた！【高し】

 

グリップ内にバランサーを仕込んで荷重し

レザーグリップにも交換し、ガットをマルチ

とポリのハイブリで張ったTEMPO298を

打って試してみました。

手応え的には思っていたより、、という

感じだったでしょうか。

 

今回のTEMPO298といえば、若くして10代

で全仏OPを優勝するという才気に溢れるあの

Iシフィオンテク選手(当時はプリンス契約)を

迎えるべく、本人の意向を汲み一からテクニ

ファイバーさんが開発したテニスラケットです。

 

全仏を優勝した時に使っていたプリンスの

ラケットよりはフレーム厚やストリング

パターンなどが変化し、よりフィジカルが

ある方向けのセッティングになっている

のかなと思っていたのですが、どうやら？

その予感は当たっていたかもしれません。

 

実際使ってみた印象としては、身近で使って

いる方からの評判通りで、結構歯応えがあり

甘くないラケットだなと。

まず今回のラケットに関しては元ウイルソン

営業の道場氏のYouTube動画などで、あの

ウルトラ95と特性などが似ていて乗り換え

もし易いと勝手に思い込んでいたのですが

実際使ってみると、良い意味で少し癖のある

ウルトラ95と比べると、そういうのが希薄で

もっとプレーンでプレイヤー次第でどうに

でもなるラケットというか。

とにかく打ったままのボールが飛ぶので扱い易い

とも言えるのですが、問題は思ったよりボール

離れが早くボールアシスト成分も希薄な事でした。

 

ウルトラ95に関してはシリーズが出た最初から

使ってきて完全に馴染んでいるし、面が95sqで

ラケットの長さが普通より長いとか、グロメット

ホールが大きめで結構スピンもかけ易いなどの

他と違う差別化の部分を気に入ってずっと使って

きたので、今回のTEMPO298の逆に癖がない

感じに正直かなり戸惑ってしまいました。

見た目だけでなく中身も良い意味で凄く最近の

テクニっぽいテニスラケットですねぇ。

 

ということで目論見が外れ、これはヤバいぞと

いう状態だったり。

ただ身近で使っている方は何も問題なさそう

なので、ちゃんとスキルやフィジカルが備わ

ってる方が使えば何も問題ないと思われます。

でも悲しいことに自分はそうではないので

まず一番に難を感じたボールパワーを増強

させ、もっとイージーに威力のあるボール

で打てるよう、バランサーで加重し調整

するしかなさそうです。

 

イガ・シフィオンテク選手による TEMPO 298 インプレッション！