12月も残り少なくなり今年もいよいよ、な感じですが
今回は今年、個人的にとても良かった2本でもある
プリンスさんの2019ビースト100o3とヘッドさんの
G360スピードMPをテニスセンサーを使って比較して
みたいと思います。
両ラケットともグリップをレザーグリップに交換し
オモリを付けて加重済みです。
データは全て片手打ちバックになります。
プリンス 2019ビースト100 o3
フェイス面積 100 フレックス 69
グリップ交換等調整済み重量 351g
ガット ポリスターエナジーターボ1.30mm 55p
平均ボールスピード 125km/h
最高ボールスピード 141km/h
球種判定フラット 1球
球種判定トップスピン 19球
ヘッド 2018グラフィン360スピードMP
フェイス面積 100 フレックス 63
グリップ交換等調整済み重量 350g
ガット ポリスターエナジーターボ1.30mm 52p
平均ボールスピード 115km/h
最高ボールスピード 127km/h
球種判定フラット 8球
球種判定トップスピン 12球
今年とても良かった2本の比較となったのですが
データ上では2019ビースト100o3の方が数値は
良かったようで、最初にデータを取り始める時に
寒くてラケットが振れてなかったのを差し引いた
としてもG360スピードMPの数値は思っていた程
伸びてませんでした。
これは同じ面100インチでもo3ビースト100の方は
o3テクノロジーの恩恵もあって空気抵抗感が少なく
振り抜きやすかったからかもしれません。
ラケットの振り抜きは100インチのラケットとしては
スピードMPもフレーム厚が23mmフラットなので
良い方だと思うのですが、何と言ってもビーストの
方は穴あきo3フレームなので最大厚が25mmでも
空気抵抗は薄ラケ並みということでスイングの加速性が
良くボールスピードも速くなっていたようです。
G360スピードMPはガットの撓みが大きくスピン能力
が高いのでボールが安定してコートに収まるのですが
その分どうも一発のショットの威力を出しにくい面も
少し感じていました。
もしかしたらそれが今回の数値データにもある程度
出ていたのかもしれません。
安定して打てる懐の深さがあって堅実なヘッドの
G360スピードMPと、フェイス面積の割りに振り抜き
がとてもスムーズで多少ボールに食い込まれても間に
合ってしまうような万能性もあるプリンスの2019
ビースト100o3。
この2本の内、どちらか1本だけ選べと言われたら
非常に迷ってしまうところですが今の気分だと
プレー時に安心感があるG360スピードMPの方
でしょうか。
ということでガットが18/20パターンでよりボールが
潰しやすく一発の威力が備わっている、と思われる
G360スピードPRO、もしくはグラビティのTOURが
気になってしまうところです。
今からスピードPROを試すなら、よりパワーがあると
思われる360+版の方が良いかもしれません。
グラビティはTOURはまだ試した事はなく、PROに
比べてフレームが厚くあまりしならないと思われる
のでフラット系のショットと相性が良さそうな感じも。
どちらかを試してみようと思います。
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