日本テレビが放送していたTVドラマ
「セクシー田中さん」の原作漫画家
の芦原妃名子さんが、自死されて
しまった件の衝撃は収束する気配が
ありません。
こういう事態を引き起こした張本人の
日本テレビ側は、普段は他者に対し
正義のマスコミとして、声高に求めて
いる「説明責任」とやらは自らの不都合
には適合せず、24時間テレビの支援金を
地方の系列局で着服していた問題の時と
同様に無視し、無かったものとして火消
しに躍起になってる模様です。
そんな中、1月31日放送のニュースZEROで
フリーアナウンサーの有働由美子さんの
勇気ある発言がとても話題になっている
とか。
この話を聞いた時に思い出したのは以前
TBSが宗教団体に内部情報をリークした
結果、弁護士一家が殺害されてしまうと
いう事態を引き起こし、当時のTBSの
ニュース番組内でキャスターを務めて
いた筑紫哲也氏に「TBSは死んだ」と
言わしめた件。
今回の有働さんも、今回の直接当事者で
普段はあれだけ大好きで連呼している説明
責任を放棄し、今は頭を低くしてひたすら
騒動がいち早く忘れられるのを待って
いると思われる日テレ放送の報道番組内で
無かった事にしたい、その事にはっきり
触れる発言をするというのは相当な覚悟と
勇気が必要だったと思います。
番組を3月に退任が決まっているから
組織に縛られずに言えた、と言う人も
いるようですがそれでも今回の有働さんの
発言はジャーナリストとして、というだけ
ではなく一人の人間としての良心からの
発言ではなかったのかと。
なので過去の筑紫氏の時と同様に、自分の
出演しているテレビ局の責任を問うような
事を言ってしまったら待っているのは番組内
で「針のむしろ」の立場。
でもそれを承知で今回の発言をしたのは
尊敬に値すると思います。
「誠実な調査が必要」有働由美子『zero』での“提言”に称賛…対照的な日テレの“他人事コメント”に高まる批判(女性自身) - Yahoo!ニュース
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます