人間の使命は生産ではなく浪費である

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3/5

2016年03月05日 22時23分39秒 | 駄文
音楽へのアプローチは年々多角化していますし、その中から自分たちのイベントでもDJはヴァイナルにこだわるのか等、
選択肢が多い中で悩むこともあります。先日訪ねた店ではそんなことを考えさせられました。



この店凄いんですよ。カセットの扱いがホントに。種類と数にも驚かされましたが、ラジカセ等のプレイヤーの多さ。
様々なウォークマンを置いてありまして、しかしこれは個人的な話でカセットの魅力が正直理解できていないの事実です。
とても贅沢なお店でした。レコード、カセット、雑誌、プレーヤー、VHS。これだけの物を集めたことに驚かされました。
店主の言葉を引用しますと、「もう一度音楽を発信する拠点を中目黒に設けたい」とのこと。てか店主の私物だったのね、ヤバ過ぎる。

その反面、みなさんは定額制のストリーミングって使っていますか?私はApple MUSICをOSの更新と共にトライアルで利用してみました。
ビジュアルは見慣れたappleの形で、見やすく使いやすかったです。ふとした時に辞書を引く感覚で利用できて、とても便利でしたが、
月々1000円でなんでも聴けてしまうのは、それはそれでどの曲も並列化されている感じに若干の違和感を覚えました。

でも考えてみれば、YouTubeが定着したことで音楽との関わり方が変化したことはたいしてなかったことを振り返れば、
取っ掛かりがこのストリーミング形式に置き換わるだけなのかもしれませんね。日本にいれば何処でもレンタル屋があるじゃんって話ですし。

にしても思うのが、日本のアーティストのラインナップの少なさ。レコード会社が二の足を踏む気持ちは分かりますが、
遅かれ早かれ流れは変わっていくわけですから、早い段階で乗っかった方が良いと思いますけどね。それだけ多くの人に届くわけですし。
少なくともiTunesに提供しているアーティストは、Apple MUSICへも提供して欲しいですね。個人的にはジャニーズ関連を早く解禁して欲しいですが。

アナログと比較するのは結局のとこ個人の気の持ちようであって、自分なんかで言えばレコ屋には通い続けるでしょうね。
とりあえずApple MUSICの利用は一旦止めましたが、サービスも出揃った段でまた利用を再開するかもしれませんしね。

※上記の中目黒のレコ屋です。waltz:http://waltz-store.co.jp/
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自分たちも曲を作っています。是非に一度、聴いてみて下さい↓
http://hellomrautumn.bandcamp.com