慌ただしい昼食後、何が始まるかは、お楽しみ…といった雰囲気をかもしだしながら、子ども達と、そっと、遊戯室に入っていきました。そこには、キラキラ輝る丸い鏡のようなものを頭につけて、片手には、器具を持ち、白い服を着た人が…(?)その様子を見て、しきりに「えー、注射はするんですか?」と聞いてくる男の子がいました。そうですよね。この雰囲気、ただものじゃないと察して、不安な様子でしたね。
最初は両耳、次は鼻、最後は口をあけて、はい、おしまい、という順に進んでいきました。私は、頭をおさえていました。急に動いたり、手ではらったりする事があるかもしれません。私の手にも力が入りました。しかし、私の心配をよそに、だれも大暴れする事なく、泣く事もなく、とてもスムーズに検診が行われ、先生としては、ほっと胸をなでおろしました。写真で見直してみると、待っている子ども達は、診てもらっている子をじーっとよく見ていますね。口を開けている子もいて、かわいいですね。(KH)