老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

岡山県東南部を訪ねて その③ ~和気のフジ公園と長楽の滝~

2017年05月05日 19時22分22秒 | 旅行/色々な風景
 閑谷学校の後は、直ぐ近くにあり今回の旅行の主目的である「和気のフジ公園」を訪れました。

 和気町は、奈良時代末期から平安時代初期の貴族で、権力にこびへつらうことをせず道鏡の野望を砕いたり、平安京遷都にも活躍したと言われる和気清麻呂の出身地として有名です。

 この清麻呂を祭った和気神社が、昔からフジの花で有名な和気町藤野という地にあったことから、昭和60年ごろに7,000㎡の土地に、日本各地や中・韓国から有名なフジを集めて和気川の川沿いに整備されたフジ公園がすっかり有名になりました。(偶々今日5日の毎日新聞の1面に写真入りで、このフジ園が紹介されていました)

 訪れた2日は7分咲きという事でしたが、連休の中日と言うにも拘わらず沢山の人が押し掛けていました。
広い敷地は、丁度見頃で、甘い香りが漂う中で、色々な種類のフジの花を堪能できました。

 その後、近くにある「長楽の滝」という滝を見たいと思っていましたが、詳しい場所が判らずに、フジ公園の係りの人に聞き、近くを流れる吉井川を12kmほど北上するところにあるという滝を目指しました。
なかなか分かりにくかったのですが、何とか駐車場にたどり着き、そこから急な坂道を滝が見える所まで登りました。

 水量はそれ程多くありませんが、落差もあり期待以上に立派な滝でしたが、上下の明暗が余りにも違っていて私の写真の腕では上手く写真に収めることが出来ませんでした。
しかし、岡山のこの地方は余程フジの生育に適しているのか、この近くでも自生の山藤を堪能できました。

 初めての岡山東南部巡りでしたが、瀬戸内の海と見頃のフジを満喫できた小旅行でした。大阪からは少し遠いですが、その価値はありました。(まさ)


和気神社の入口にある和気清麻呂の大きな銅像

フジ公園。和気川に沿っています

色々なフジが咲いています

同上

アーチにも大きなフジが絡んでいて、素晴らしい景観です。

紫と白のフジ

こちらはピンク色のフジです

花のアップ

同上

同上

畑の中に立派な鯉のぼり(実は鯉のぼり・メーカーの宣伝でした)

長楽の滝。 残念ながら上の方は良く写っていません

滝の下の方の様子

近くは山藤が見頃です